Todoistというタスク管理ツールがあります。クラウドツールです。
シンプルなタスク管理が実現可能なツールなのですが、ちょこっと他とは違う機能が付いています。
カルマの測定。
ようするに「あんたは、これだけタスクをこなしたよ」、という指標ですね。登録したタスクをぽちぽち実行していると、この数字が増えていくわけです。
階級もあるようです。
ほんとうに馬鹿らしい話に思えますが、このカルマの数字を上げたくて、「登録したタスクをやろう」という気持ちが湧いてくることがあります。
それは、めちゃくちゃ強力なモチベーションではありません。ただ、少しだけ前向きな力が発生していることは確かです。自分のビジョンなどとはまったく関係無しに、ただこの数字を増やしたいと思って、登録したタスクに着手することがあるわけです。
メタ的に見れば、これはいわゆるゲーミフィケーションの手法です。
新しいタスク管理ツールのUI
自分のビジョン(「世界を良くしたい」)とは関係なしに、ただ数字を増やしたいと思って、作業を行う。
まさにゲームですね。たとえば、パズドラなんて、画面上のコレクションとか数字とかを充実させるためだけに、ダンジョンに潜り、ボスを倒すという「作業」を、誰に頼まれるでもなくやっているわけです。そういう心理的なメカニズムは、タスク管理でも利用できるにちがいありません。
だから、もういっそのこと、パズドラ風タスク管理ツールというのを誰か作ってしまいましょう。
連続勤務すると、ボーナスがもらえます(数字上)。
この画面からプロジェクトを選ぶと、
もう少し細かいタスクが表示されるので、ここから選んで実行です。たぶん、実行中はタイマーが起動してくれます。
もちろん、上の画面はたわいない冗談ですが、こういう路線って結構ありなんじゃないでしょうか。
パズドラだと、ノーマル、スペシャル、テクニカル、という3つの大きなカテゴリーでダンジョンが分けられていますが、同じような発想でタスクの(というかプロジェクトの)切り分けもできるかもしれません。
誰か、タスク管理についての知識があり、アプリの開発ができて、かつゲーム好きな人。ぜひよろしくお願いいたします。