以下の二つの続き。
※梅棹忠夫と21世紀の「知的生産の技術」シンポジウムに参加しました
※Evernoterから見た『梅棹忠夫と21世紀の「知的生産の技術」シンポジウム』
シンポジウムで講演を聴きながら、脳裏にピカッと閃いたアプリがあります。
単なる妄想ですが、今回はそれについて書いてみましょう。
こういうアプリ
最初に、発想の元になったフレーズを断片的に書いておきます。
「Evernoteに記録したはいいけど、見返さない」
「ノートを自発的な検索(プル)ではなく、送り込む形(プッシュ)で閲覧する」
「日常の隙間時間にそれを行う」
「いつも目にしている場所でそれを行う」
これらを総合した一つの答えが、これです。
名付けてダブルタイムライン。
といっても、TwitterのタイムラインにEvernoteの検索結果を合わせただけ。
※画面は合成です。
上のバージョンでは、Twitterのタイムラインに登場するつぶやきからランダムにキーワードを取り出し、それでEvernoteを検索した結果が別のタイムラインとして表示されています。
前回紹介したMemoriumの考え方を取り入れれば、つぶやきから二つキーワードを引っ張ってきてもよいでしょうし、つぶやきとEvernoteの両方から検索キーワードを抽出して、さらにGoogleの検索結果を三番目のタイムラインとして表示することもできるでしょう。
Memoriumがあらかじめ登録してあるキーワードベースなのに対して、こちらはツイッターのタイムラインベースになっています。が、Twitterではそもそも興味ある人をフォローしているでしょうから、的外れな話題がどんどん飛び出るということはないでしょう。それでいて、カオスな感じもある。そういう方向性です。
技術的には難しく無さそうな気がしますが、規約的にどうなのかはわかりません。
どうであれ、あくまで妄想というかたたき台的なアイデアです。こういうEvernoteのノートの利用の仕方も一つあるのではないでしょうか、という。
さいごに
なんにせよ、私は日中ツイッターをかなりの頻度で眺めているので、こういうアプリであれば、ノートとの接触率は大幅にアップするでしょう。特にそうしようと思わないでも、そうなってしまう、というのが一つのポイントです。
ちなみにシングルタイムラインにして、ノートをつぶやきの中にまぎれこませるアイデアもありました。これも、面白そうではあります。
何かこういったアプリが登場すると面白いのですが。
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