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梅雨明けの晴れた日に思う

近畿地方が梅雨明け

大阪管区気象台は24日、近畿地方が梅雨明けしたと発表した。(11:05)

心躍るというほどでもありませんが、若干テンションが高くなるニュースです。

空は恐ろしいくらい青く広がっており、学生の皆さんはは夏休みのあの独特の空気を胸いっぱいに吸い込んでおられることでしょう。夏休みという言葉がどこか遠い響きを帯びるようになったのはいつからだったでしょうか。24?25?・・・30?
私はおそらくハタチくらいからだったでしょうか。盆も正月もない仕事をしているので、もはや頭の中には長期休暇とか、2泊3日以上の旅行の計画というものは一切浮かんできません。それはテレビの中の恋愛のように現実感が欠落し私の頭上の青空のようにどこまでも広がり続けています。

この青空の下で、さまざまな人がさまざまな仕事をし生活を送っています。それは考えると結構すごいことであるとともに、非常に当たり前の風景であったりします。
この時期はちょっと動くとすぐに汗をかいてしまいます。シャツににじむ汗を感じると人間実存の本質に近づいているようなあるいはそういったものから永遠の距離を置いているような不思議な感覚を覚えます。それは極言すれば人間は充実感をもって生きている間は「生きている」ということそのものについては一切思考しない、する余裕が無いということなのかもしれません。

人間という生物が新陳代謝の連続によって生きているとするならば、夏こそはそれを一番感じられる季節であるということは間違いありません。

夏になると変化するのは気候ばかりではありません。気候の変化は人間の味覚やその他の感覚を変化させます。例えば音楽。やはり夏になると春から梅雨にかけて聞いていた音楽ではちょっと物足りなくなってきます。もっとテンションをあげるような、もっとビートを感じさせるような、打ち寄せる波が感じさせるような永遠性をたたえた音楽が聞きたくなってきます。

さて、まずよく効くプレイリストからBoys Ⅱ Men、BabyfaceなどのR&Bが消えていきます。ちょっとハーモニーの感じが暑苦しいし、しっぽり聞く曲は冬に散々ききました。ギリギイ残るのがBlueあたりの新世代R&Bです。Stacie Orricoあたりも夏向きな感じがします。この辺はノリが結構軽いので聞きやすいです。あとベートーヴェンの交響曲もそろそろ御退陣願います。ちょっと重たいです。
クラシックだとショパンのピアノ独奏曲あたりは夏の朝には向いているかなという気もしますが、その辺が限界でしょうか。

80年代ロックも大抵はスルーされます。逆にそれより古いビートルズだけは逆にピックアップされます。この辺に時代的な差があるのかどうかはわかりませんが、「Rubber Soul」なんて非常に夏向きな感じがします。
ピックアップされるアーティストとしてはとりあえず、レッチリ、GreenDay、Foo Fightersあたりのハードなロック。Radioheadは逆にはずされていきます。夏場にRadiohead聞いていると頭のねじが逆向きに回っていく感じがして、まあそれはそれで特別な体験なのかもしれませんが、あまり頻繁にねじを逆向きには回したくありません。

この辺は昼間のセレクションですが、夜はやっぱりJazz。特にサックス系。なんとなく夏場はマイルスよりもコルトレーンって感じです。吹き荒れる音符のなかでじっくりとビールを飲む。非常に心地よい空気がそこには漂っていそうです。

いっぱいのキンキンに冷えたビールを思いながら、暑い暑い日中を過ごす。それがあるべきおっさんを一歩手前に控えた成人男性のあるべき姿、だとしらちょっとむなしいものを感じぜずにはいられませんが、小さいけれど確かな幸福感というものは確かにそこに存在していると思う今日この頃です。

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