以下の記事を読みました。
準備のいらないプレゼンで社内コミュニケーションの活性化(Evernote日本語版ブログ)
Evernoteのプレゼンテーションモードの紹介です。
私は「社内でミニプレゼンする」みたいな機会はほぼありませんので、そういう用途では活躍していませんが、ノートの表示スタイルが変わる点は結構気に入っています。
以前、こんな記事を書きました。
Evernoteのアイデアカードを「くる」方法(シゴタノ!)
画面端をクリックするか、左右の矢印キーでノートの移動が可能です。どんどん右を押していけば、カードを「くる」ような感覚が味わえます。
これはこれでよいのですが、問題はそのままの状態でノートの書き込みができないこと。何か追記すべきアイデアを思いついたときは、プレゼンモードを一度終了させる必要がでてきます。
プレゼンモードで表示させながら、同時にノートに書き込みができないことに問題点を感じていたわけです。
でも、日本語版ブログを読むと、サブディスプレイを使えば、この問題が改善できることに思い至りました。
やってみる
まず、ノートを複数選択。
プレゼンモードにして、右上の「ディスプレイ画面を変更」をクリック。すると、Evernoteのクライアントは通常通り表示されたまま、サブディスプレイにプレゼンモードが表示されます。
で、この状態で表示されているノートと、同じノートをクライアント上で編集すると、見事にプレゼンモードの表示にもそれが反映されます。
そうすると、Evernoteのノートをまるでカードをくるように表示させていきながら、何か追記できそうなことがあれば、そのままスルスルと入力してしまえる、という環境が作れるわけです。
と、素晴らしい発見に至ったような気がしたのですが、もう一歩足りないところがありました。プレゼンモードで「次のノート」に移動したとしても、クライアントのノート表示は変わっていないのです。よって、プレゼンモードでノートを移動→クライアントでもノートを移動、と非常にアナログちっくな動作を行わなければいけません。
若干面倒です。
さいごに
が、その面倒さは横に置いておくとして、「プレゼンモードで表示させながら、かつ追記ができる」という体験は、実に素晴らしいものでした。なんとなく、未来はそこにありそうな気すらします。
もう一度書いておきますが、カードをくるようにノートをパラパラとめくっていき、かつそこに追記(を含む編集)ができること。こういうことができると、もっとEvernoteのアイデアノートを活かせるような感触が強くあります。
今のところは、以上です。
▼こんな一冊も:
EVERNOTE「超」知的生産術 |
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倉下忠憲
シーアンドアール研究所 2011-02-26 |