時事ニュース

安倍総理辞任について雑感

さて、様々な報道があって、とりあえず辞任の理由はいろいろとささやかれていますが、職責が安部氏にはまだちょっと重すぎたということでしょうか。
前任がかなり特異なキャラだったこともあり、国民の変な期待が高まりすぎていたのかもしれません。そろそろ安倍政権一年を振り返って、というような新聞記事が踊り出すかなと思っていた矢先にこの突然の辞任。与野党にかかわらずさまざまな準備を練り直す必要があるでしょうし、安倍総理の名の下に行われていた会議なども存続は難しいかもしれません。

政治生命危ぶむ声 安倍首相の地元・山口(朝日新聞)

 晋太郎氏からの秘書だった男性は「あまりよくない辞め方だ。理由がこれでは国民に納得してもらえない。政治生命にかかわると思う」と心配した。

 格差問題は首相のおひざ元でも、大きな課題だ。下関市の会社役員は「首相は苦労していないので、中小企業の苦しみなどが分からない。次は苦労した人になってもらい、弱者の味方をしてほしい」と語った。


国民が納得するかどうかで言うとなかなか厳しいところかもしれません。こうして一応毎日のように新聞の記事をチェックしている私でもかなりの混乱をしてしまいました。
ほかの皆さんも、なぜ?という思いでいっぱいなのではないでしょうか。
もちろん辞任会見をみても、話されている原因はとても理解できるものではありませんでした。

おぼっちゃん総理と揶揄されることが多い総理でしたが、さすがにこのやめ方だと政治家生命すら危ういという意見がでてきてもおかしくないです。

首相辞任でハシゴ外され、当惑と怒り 拉致、年金など(朝日新聞)

辞意表明から2時間後の12日午後4時過ぎ、官邸で政府の教育再生会議の合同分科会が始まった。2時間の予定だったが、実質的な議論はなく1時間弱で終わった。

 集まった報道陣からは「会議は存続するのか」という質問が相次いだ。山谷えり子・首相補佐官は「再生会議があればこその成果が出てきている。存在意義は大変大きいと思っている」と説明したが、その言葉に力はなかった。


教育再生会議についてはおそらく同様のものが次期総理からも発案されるでしょう。
もちろん名前はかわってしまうでしょうが。

家族会の増元照明・事務局長はテレビの速報に言葉が出なかったという。「毅然(きぜん)と北朝鮮にもの申していく姿勢を支持し、信頼してきた。辞任は少なからず影響があると考えています」

拉致というか、対北朝鮮の政策においても今とあまり変化はないかもしれません。
谷垣氏あたりがでてくるとまた別なんでしょうが、ほぼ次期総理は決まりといった感じです。

安倍氏の後継、「麻生」VS.「反麻生」の様相(朝日新聞)

自民党は12日の総裁選管理委員会で、14日告示、19日投開票の日程案を固めた。ただ、「党員の声をできるだけ反映すべきだ」という意見も強く、投開票を25日にずらす案を含めて調整を進めている。「ポスト安倍」の有力候補とされる麻生太郎幹事長ら執行部が主導して固めた19日投開票の案に対し、異論が出たためだ。

もちろん反麻生勢力も確かに存在しています。

ひとつは、郵政民営化法案に反対し、離党した平沼赳夫氏の復党を積極的に進めるなど、小泉改革路線の転換を進めることに反発する勢力だ。中川秀直前幹事長の呼びかけで、05年衆院選で初当選した「小泉チルドレン」ら若手議員や小池百合子・前防衛相ら約30人が12日夜、都内のホテルで会合を開き、小泉前首相の再登板を求める方針を確認した。小泉氏はこの日、中堅議員からの立候補要請を断ったが、この勢力の動向がひとつの焦点となる。

びっくりするようなことが書いてあるが別に驚くことではない。小泉総理の再登板というのは、まずあり得ないと思う。しかし、こうでもしないと「小泉チルドレン」なる国会議員たちは居場所がそろそろなくなってしまうのではないかという危機感に包まれていることでしょう。力強いリーダーシップを期待というよりは自分のポジションの確保といったことが大きいでしょう。

もうひとつは小泉、安倍両政権の系譜に批判的で、昨秋の総裁選で福田康夫・元官房長官の擁立を模索した勢力だ。中堅、ベテラン議員が中心で、再び福田氏を推す声が強まっている。福田氏は12日夜、記者団に「政治の安定と、国民の立場に立った政治が行える政治をなるべく早くつくらないといけない」と語るにとどめた。

あとは、小泉氏にもその後釜の安部氏にも批判的な立場で、要するに福田、谷垣あたりを押してくるラインである。これはまあ古くからの自民党という感じがぬぐえない。

自民党が本気で事態を打開したいと思っていてそれが可能なのは、麻生氏か小泉氏であろう。その他の人間では打ち出す方向も弱いだろうし、そもそもキャラが弱い。
すでに議席で危うい立場に立ち、かつ民主党が全面戦争の構えを説く気配が無い以上、選挙に勝てる総理を作らなければならない。当然福田氏、谷垣氏ではやはり弱い。

麻生氏は好感度は高いだろうし、また今までの自民党に無かった分野の人間を取り込める可能性もある。「新しい自民党」を打ち出すには最適の人材であろう。
あと、選挙といえば小泉氏だが、おそらく国民はもうそれほど彼に対する期待はなくなっているだろう。結局のところ勢い込んで発言しまくってい自民党をぶっ壊すことはできなかった。実際それを淡々と実行してきたのは皮肉なことに安倍総理の方であった。
もちろん、小泉氏なんかが出てきた日には民主党はますます躍起になって対立してくるだろう。解散総選挙を行ってさてどの程度自民党に風を吹かせることができるのか、それほどの力が彼に残っているのかかなり疑問であることは間違いないが、追い込まれた自民党がどのような決断をするのかはわからない。
しかしまあ、個人的にあの人はもう出てこないと思う。まあ出てくる必要もない。

とりあえず次期総理は麻生太郎(オッズ1,1)くらいで決まりではないだろうか。その後民主党はどのような対応をしてくるだろうか。

民主、早期解散にらみ体制固めへ (日本経済新聞)

鳩山氏は「どなたが首相になられても、暫定的なものとして、早期に解散をするべ

2件のコメント

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