7-本の紹介

【レビュー】キルラキル 脚本全集 (中島かずき)

言うまでもなく、私はキルラキルが好きです。

で、今回「脚本全集」なるものを頂いたので、読んでみました。えぇ、この原稿タスクが山積みのタイミングに。ほんの出来心だったんです。ちらっと第一話分でも読もうか、と。

結局一気に読み切ってしまいました。睡眠不足の原因です。

キルラキル 脚本全集 (アニメ関係単行本)
キルラキル 脚本全集 (アニメ関係単行本) 中島 かずき

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※献本ありがとうございます。

帯には、”読む「キルラキル」”とありますが、まさしくその通り。「キルラキル」の追体験であり、楽屋裏でもある。そんな印象を受けました。「キルラキル」のアニメにはまった方ならば、楽しめるでしょう。

本書はページ数が多く、しかも2段なので、ものすごいボリュームです。アニメを見ているときは気がつきませんでしたが、相当の情報量を受け取っていたわけです。でも、テンポがよいので、まったくそんなことには気がつきませんでした。文字の形でそれを追いかけることで、改めてそれが確認できたわけです。それってすげーことだよな、と(一応の物語書きとして)思わないではありません。

ちなみに各話の最後に付いている解説(裏話)を丹念に読んでいけば、なるほど、あのわけのわからない圧倒的なアニメはこうやって生まれ出てきたのかと、納得できるでしょう。

その辺りについては、以下のエントリーでお腹いっぱいになれます。

『キルラキル 脚本全集』は熱量とは物量であり、その先まで見せるすげえ本だった(みたいもん)

本当は、いろいろ引用して、ばんばん書きたいんですが、自重して二つだけ書いてみます。第二十二話と第二十四話の解説が、本当にゾクっとしたんです。

「ああ、だからこのわけのわからないコロッケは最初から出ていたのか」と自分でも納得させられました。

自分でも物語を書いているときにこういう発見というか納得がたまに出てきます。「あぁ、なるほど、そういうことだったのか」とすんなり腑に落ちるのです。それと共に、急に視野が開けるような感覚もあります。こういうのって、コントロールできない分、得体の知れないものが生まれ出たりするんでしょう。きっと。

あと、第二十四話の解説に、

「セーラー服とは卒業するもの」という台詞を書いて、自分でもストンと腑に落ちましたね。

とあるんですが、これを読んで私もすごく腑に落ちました。

あの台詞を聞いたとき、びっくりするぐらい腑に落ちたんです。あぁ、なるほどな、と。そういうことだったのか、と。何故こんなに自分はスッキリと納得したんだろうか、と疑問に思っていたんですが、脚本を書いている本人が腑に落ちていたんだから、そりゃ当然ですね。自分が腑に落ちた理由が腑に落ちました。

あと、あらためて「キルラキル」を読んでみると、やっぱりマコですね。マコちゃんは偉大です。アニメ至上、これぐらいギリギリのバランスの上で成立しているキャラはいなかったんじゃないかとすら思います。ということを書き始めるとまた長くなりそうなので、今回はこの辺にしておきましょう。

それにしてもこうやって書いていたら、またアニメを見返したくなってきました。原稿タスクが山積みなのに。

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