2-社会情報論

新刊の表紙制作手順を公開

先日発売した以下の新刊ですが、今回は(いつもに比べて)表紙を作り込んでみました。作業量にして、およそ「一らした日」(※)かかっています。
※一人月、みたいな単位です。

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コンビニ店長のオシゴト: 〜個性的なお店の作り方〜 倉下忠憲

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さすがにプロの表紙には及びませんが、そこそこ見栄えがするのではないでしょうか。

今回はこの表紙の制作手順を紹介してみます。

大きな流れ

使ったのは二つのツールです。
※両方Macです。

Pixelmator
カテゴリ: グラフィック&デザイン, 写真

Logoist 2
カテゴリ: グラフィック&デザイン, 仕事効率化

『Pixelmator』は画像編集アプリ。『Logoist 2』はロゴマーク制作アプリ。

大きな流れとしては、

・Logoist 2で文字を組み
・そのデータをPixelmatorで読み込んで
・背景と合わせて出力

という感じになります。

Logoist 2

「Logoist 2」はテキスト組みが簡単にできます。

たとえば、こういうのが簡単に作れます。

※今回作ったサンプル
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実際の画面を見てきましょう。

screenshot

全体画面。レイヤー式の管理方法です。テキストをクリックすると、以下のようなコントロールボタンが出てきます。

screenshot

文字の真ん中に表示されるのが「位置」を移動させるボタン(ドラックして移動)で、文字の頭にあるアーチ状の矢印は角度を変更するためのボタンです。この二つを使って、文字の配置を自由に決めていきます。

多少苦しいですが、縦書きもOK。

screenshot

で、どのぐらい「自由に配置」できるかというと、これぐらいできます。

screenshot

文字の配置を決めたら、スタイルをあてて装飾することも可能。

screenshot

いささか手作業ですが、なかなか面白いですね。

Pixelmatorでもテキストを追加することは可能なのですが、ここまで細かい設定はできません。なので連携して使うわけです。

文字組みが完成したら、なにか画像ファイルで出力して、それをPixelmatorに読み込ませます。

Pixelmator

こちらがPixelmator上。

screenshot

書名と著者名は、Logoist 2からのデータです。それ以外に、コンビニ店舗のイラスト、背景、外側のフレームのレイヤーがあります。

今回は、ちょっと遊びで、楕円のフレームの外側を白くしてみました。Amazonの販売ページは背景色が白なので、こうしておくとまるで丸い本のように見えます。

※いっけん見えます。
screenshot

ちなみに、全体を囲う楕円のフレームは画像全体を選択範囲にした上で、メニューの編集から「選択範囲をカスタマイズ」で作成できます。

一番時間がかかったのは、コンビニ店舗のイラストでした。

まず手書きでイラストを描き、それをPixelmatorで読み込んで、トレースしながらペンツールでパスを作成という手順です。あとはそこに色を入れて完成。一応、既存のチェーンのどれにも属さないようなカラーリングにしました。若干ミニストップが彷彿されるかもしれませんが、ギリギリスルーでしょう。

※元になった手書きイラスト
screenshot

さいごに

あとはcover.jpgとして出力し、でんでんコンバーターで読み込めば無事電子書籍の表紙ができあがり。

表紙作りに関しては、ドロップシャドウなどもあるのですが、今回はフラットデザイン(笑)だったので使いませんでした。また、別の機会でご紹介しましょう。

ではでは、良きセルフパブリッシング・ライフを。

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