前回、Evernoteを手帳的に使う、というお話を紹介しました。今回はその第二弾。
私は「ほぼ日手帳」の扉ページに、その一年心に留め置きたい言葉、というものを書き付けています。
Evernoteでもこれを実装したいところですね。
しかし、テキストでタイプしてみると……
なんとなく雰囲気が違います。文字を枠で囲ったりできないのもいささかネックです。さて、どうしましょうか。
- 解決策その1:紙に書いたものをスキャンする
- 解決策その2:Macクライアントの「この画像に描き込み」機能を使う
- 解決策その3:iPadで「手書き」する
- 解決策その4:諦めてテキストで我慢する
その1がもっとも無難であることは間違いありません。でも、無難すぎてチャレンジ精神もありません。もうちょっと模索してみたいところ。同じ理由でその4も却下です。
となると、残すはその2とその3。その2は、Macだけで完結するのがありがたいですが、マウスやトラックパッドで細かい字を書き込める自信はありません。テキスト文字+マウスで枠線というコンボも考えられますが、フォントがいかにも感でてしまうのでちょっと躊躇もあります。
というわけで、その3。iPadを併用にチャレンジ。
iPadでかきかき
使うアプリは、以前軽く話題になっていた「Penultimate」。話題になっていなければ、その存在すら忘れかけているところでした。
Penultimate
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
縦にずらずらと続くノートが作成できるので、今回の用途に適切感がありそうです。
さっそく、スタイラスでサラサラと記入。
でもって、それをMacで表示。
さすがに紙+万年筆と同じというわけにはいきませんが、雰囲気はあります。同期が働くので、Penultimateで追記すれば、Evernoteのノートにもそれが反映されます。わりと楽チンです。
結局、14個ぐらい言葉をかき集めてみました。でもって、このノートはショートカットの上部に設置です。
さいごに
まあ、Macのディスプレイがタッチパネルになっていれば、Macだけで完結できそうなんですが、それはもうしばらく先の話になることでしょう。
それはそれとして、じわじわとではありますが、Evernoteの手帳環境が整いつつあります。
では、皆様も楽しいEvernoteライフを!
▼使用したスタイラス:
▼拙著:
EVERNOTE「超」知的生産術 |
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倉下忠憲
シーアンドアール研究所 2011-02-26 |
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