クラウド・アウトライナー「Workflowy」に、新しい項目を追加しました。
この「Mindpot」は、頭の中にある「気になること」を保存しておく場所です。言わば、気になることの本棚。
その下位項目は次の6つです。
- 自分について
- Great為すべきこと
- 為すべきこと
- たまに思い出したい
- 気になること
- 気になっていること
- やること
ネーミングは暫定ですが、あえて近しい言葉遣いをしています。理由は後述しますが、まずは各項目について。
自分について
一般的に価値観やビジョンと呼ばれるようなもの。たとえば、「読みやすく、役に立ち、面白い本を作る」とか「誰かのアウトプットを助けること・促すこと」みたいな項目が入っています。
長・長期的な要素と言えるかもしれません。
Great為すべきこと
長期的な要素です。
たとえば、「毎月一冊電子書籍を発売する」が入っています。だいたい一年スパンの行動。より短いスパンの行動を蓄積することによってのみ達成できることでもあります。
為すべきこと
中期的な要素。たとえば、「○○○脱稿」(○は伏せ字)「月刊くらした計画2月号発売」「メルマガの運営」などが入っています。GTDだとプロジェクトに該当するでしょうか。
たまに思い出したい
急いで行う必要はないし、そもそもやってもやらなくてもいいけど、完全に忘れたくはない要素。たとえば「Evernote用AppleScriptのスクリプトをアップデート」などがそれです。
気になること
今すぐ取りかかるわけではないけれども、かといって完全放置というわけでもなく、ちょいちょい手を加えておきたいもの。
たとえば、「Webの新しい本棚を作る」「ブレストツールの改修」「『Evernote豆技50選-2015ver』」「ファンクションライティング入門(仮)」「noteでメルマガのコンテンツを紹介していく」などがあります。
気になっていること
現在進行形で気になっていることです。
たとえば、「○○○第四章の完成」「○○○第五章の完成」(共に○は伏せ字)「今月号の月くらのテーマは何か?」といったもの。だいたいは、「為すべきこと」の下位に属するものです。
やること
まさに「今」やること。
たとえば、「○○○第四章の導入を書く」や「○○○第五章の構成を整える」などがあります。「気になっていること」の下位要素である場合がほとんど。
間際らしい名前と心の状態
ネーミングについてですが、たとえば「Great為すべきこと」と「為すべきこと」や、「気になること」と「気になっていること」は非常に紛らわしいですね。もうちょっと区別しやすい名前を付けた方がスッキリできそうな気がします。
しかし、省察してみたところ、私の心の中ではこれらが非常に近しいところに位置されていることに気がつきました。つまり、何だか似てるんだけど、何だか違う、という感触がするのです。
具体的に言えば、「気になること」を書き出してリストアップしていくと、どうにもその中に「チガウ、ココジャナイ」感が漂う項目が入り込むのです。かといってそれは「やること」に入るわけでも、「自分について」に入るわけでもありません。そういうのとは明確に違うのです。しかし、「気になること」にも入れておけない。そこで「気になっていること」というよく似たリストを作り、そのリストに配置することにしました。
さいごに
本稿で言いたいのは、上記のような「区分」が便利ですから皆さん使いましょう、ということではありません。
「気になること」の整理というのは、杓子定規には行きませんよ、ということです。何がどのように、どれくらい強く気になるのかは個人差があります。だから、それを整理するリストにも個人差があってしかるべきです。
ポイントは、「違和感」に気がつくこと。同じリストに入れておいて、気持ち悪くないかどうかに注意を払って、それに応じた項目立てを行うのが運用のコツになるでしょう。
Let’s make your List.
2 thoughts on “Workflowyに追加した新しい項目「Mindpot」”