遂に、自作の電子書籍を「でも、あれでしょ、専用の端末がないと読めないんでしょ」と言われたとき、「いや、パソコンからでも読めるんですよ」と返すことができるようになりました。
Windowsに続き、MacにもKindle読書用アプリが登場です。
ダウンロードは以下より。
さっそく使ってみました。
スクリーンショット
アプリを立ち上げたところ。アカウント情報を入力します。
だだっと、本が表示されました。これまだインデックスがあるだけなので、読む場合は中身をダウンロードする必要があります。
とりあえず、一冊ダウンロードしてみました。
本を開いたところ。ごく普通です。
もちろん、ハイライトや、
メモを残すこともできます。
サイドバーでハイライト部分だけを抽出することも可能。これはまあ、便利です。
リフロータイプなので、表示の変更も可能。メニューバーの真ん中にあるボタンで、段組が二段に。これも悪くありません。
あと、表示スタイルも変更できます。
背景色を黒にしたバージョン。
こっちはセピア。
もちろん、デジタル情報なので、テキスト検索もできます。これがどれほど便利なのかは、「あぁ、あのこと書いてあるのどこだっけ……」と探し回った経験をお持ちの方ならすぐさま了解していただけることでしょう。
もちろん、縦書きも綺麗に表示されています。
一点気になる
iOSのKindleアプリを使っているならば、違和感なくスムーズに使えると思います。
ただ、
テキストのコピーができません。
もう一度書きますが、
テキストのコピーができません。
まあ、いろいろ事情があるのでしょうし、あるいは次のバージョンアップなんかで対応されるのかもしれませんが、知的生産においては若干面倒ですね。
※ちなみに、iBooksアプリはコピー可能です。しかも、引用っぽくコピーしてくれます。
一応、テキストを選択して、「Googleで検索」を選んだ後、Googleの検索ボックスからコピーするという力業も使えますので、いざというとき(どんなときかは知りません)に思い出してみてください。
▼自作の電子書籍の一例
「本」を読むことについて |
|
![]() |
倉下忠憲
倉下忠憲 2014-12-29 |
コメントを残す