4-僕らの生存戦略

GIVEについて

GIVEについて考える。

以下の本で扱われているようなGIVEについて。

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それぞれ違った視点で3つ考えてみる。

GIVEのネットとグロス

GIVEをギフトだと考えよう。

すると、ネットとグロスという考え方が出てくる。

パッケージを含む全体の量がグロスであり、正味の量がネットとなる。

パッケージはもちろん大切だが、本当に意味があるのは中身である。それこそれがギフトなのだ。

豪華な包装で、中身の少ないギフト。そういうのもあるのだろう。逆もしかり。

GIVEスパイラル

人は最初何も持っていない。

誰かに何かを渡せるのは、誰かから何かをもらったからだ。

もし、もらったものをそのまま渡していれば総量は何も変わらない。

たとえ0.1%でも渡すときに減らしてしまえば、いつかはなくなる。逆に0.1%でも増やせれば、総量は徐々に増えていく。

これは何も作用がなければ、という仮定の話だ。

もしこの系が閉じていて、エントロピー増大と似たようなことが起こりうるなら、そのまま渡していくだけではいずれ消えてしまう。少しずつでも、足していってようやくプラスマイナスゼロが維持できるのだ。

GIVEとお金

GIVEとお金は関係している。

でも、その関係は相関関係なのだろうか、それとも因果関係なのだろうか。それとも単に、「関係がある」という言葉でしか表現できない何かなのだろうか。

ギフトを与えるためにはお金が必要だ。それが純粋な労力であっても、労働時間の機会費用としてみれば、それだって同じことである。

またギフトを与えたことで(つまり、GIVEしたことで)自分にもギフトが返ってくることがあるかもしれない。直接的なお金の場合もあるだろうし、お金に換算できる何かかもしれない。

だったら、これはお金が動いていると捉えることもできる。特に早とちりする人ならなおさらそう思えるだろう。

でも、やっぱりそれは(貨幣)経済と同じではないのだ。

お金は手段かもしれないし、結果かもしれない。でも、目的ではない。哲学でもない。

言葉通り、お金に目がくらんでしまうと、そういうものが見えにくくなってしまう。

さいごに

本稿で何が言いたいのかというと、特に何も言いたいことはない。

わかっている人にはすでにわかっていることだし、そうでない人にとっては言葉だけでは破れない壁が厳然とある。

ただ、短期的・個人的に限定すればTAKEだけでも成功するだろうが、社会システムとしてTAKEが力を持ってしまうとやがてそのシステムは終焉を迎えるだろう、ということは容易に予測できる。

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