先日紹介したとおり、Evernoteに新しいプランが登場しました。
それに伴っていくつか変更があり、スタンダードプランから「メールによるノート作成」の機能がなくなりました。使う人はわりと便利に使っていたので、残念なところです(プラスとプレミアムにはあります)。
そんなときにはライフハッカーの心得第五条「迂回路を探せ」ですね。
ようはメールを送信して、Evernoteのノートが作成できれば良いわけですから、あのツールの登場です。そう、IFTTTですね。
IFTTTについては、以下をどうぞ。
- EvernoteとIFTTTのおさらい(1) 〜IFTTTとは何か〜
- EvernoteとIFTTTのおさらい(2) 〜トリガーとアクション〜
- EvernoteとIFTTTのおさらい(3) 〜アクションの中身〜
- EvernoteとIFTTTのおさらい(4) 〜Twitterとのレシピ〜
- EvernoteとIFTTTのおさらい(5) 〜他のWebツールのレシピ〜
シンプルなやり方
一番シンプルな方法は、「Gmailの受信箱にメールが入ってきたら、メールの本文を使ってEvernoteにノートを新規作成する」でしょう。これで、ほぼ理想の機能が手に入ります。
トリガーは、Gmailの「Any new email in inbox」で、アクションはEvenroteの「Create a note」。レシピを作ると、初期設定ではこのようになっています。
仮に、次のようなメールを受信すると、
Evernoteにこんなノートが作られます。
日時や送信元が必要なければ、レシピの設定を変えましょう。本文(bodyplain)だけにもできます。
アレンジバージョン
普段Gmailを使っておらず、Evernoteに送信するためだけのアカウントとして運用するならば、このままのレシピでも問題ありません。
しかし、Gmailが普段使いなら、受信箱に入ったメールがすべてEvernoteにノート化されてしまいます。正気の沙汰ではありません。Evernote転送用に別のアカウントを作る手もありますが、その場合は通常のレシピが使えなくなります。残りの手としては、トリガーを変えることです。
「Any new email in inbox」ではなく、「New email in inbox from」を使い、普段自分が送るであろうメールアドレスを登録しておけば、メール→Evernote転送として十分機能します。複数のアドレスが想定されるなら、複数のチャンネルを作ればOkです。
さいごに
拙著『Evernote豆技50選』でもちらっと紹介しましたがEvernoteとIFTTTの相性は最高ですので、ぜひともIFTTTの使い方は覚えておきましょう。
他にもいろいろなことができますので。
Evernote豆技50選 (Espresso Books) |
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倉下忠憲
倉下忠憲 2015-03-29 |
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