今週のまとめエントリーです。
ちなみに、今週からこのエントリーのテンプレートが少し変わりました。後半に「今週触った本」のコーナーが増設されております。ご興味あれば、ちらりとご覧ください。また、おいおい何か増えていくかもしれません。
- 井戸の中のカエル
- 勝手な親近感と喪失感
- 知識のミニ・パッケージ化と電子書籍
- 食い合わせとカメレオン [先輩と後輩シリーズ]
- ブログ、隠れ家、書斎
- 【書評】賢く決めるリスク思考(ゲルト・ギーゲレンツァー)
今週は書評あり、ショートショートありと盛りだくさんでしたね。あんまりこういうこと書いている暇がないときに限って、書きたい意欲が高まる怪奇現象です。
今日の一言
今日の一言はこちらでつぶやいております。
7月13日
今日の一言:嘘ではないが、本当でもない言葉がある。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2015, 7月 13
つまり、「嘘ではないからといって、」という心持ちが必要になるということですね。
7月14日
今日の一言:創造性を掴まえるには、確実性の手綱を手放さなければならない。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2015, 7月 14
確実なことは、すでに存在していることなわけで、新しさの度合いは小さいものです。
7月15日
今日の一言:アイデアは魚釣りだ。腕がたって、上等のロッドと餌があっても、魚がいなければ釣りようもない。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2015, 7月 15
ノウハウももちろん大切なのですが、インスピレーションの源泉が枯れていたらどうしようもありません。
7月16日
今日の一言:批判者を遠ざければ、「正しさ」に向かって純化していく。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2015, 7月 16
批判する人が誰もいなくなれば、どのような主張だって「正しく」なります。しかしそれは、鍛えられていない「正しさ」であり、もろく崩れ去る危険性が常に付きまとっています。
7月17日
今日の一言:そう思って見れば、そう見える。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2015, 7月 17
そういうものです。
7月18日
今日の一言:世界の捉え方とそれに対する反応が、個性の根源である。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2015, 7月 18
つまり、世界の捉え方と、それに対する反応を、周りの人に合わせてしまうと……なわけですね。
今週触った本
買った本・いただいた本
遙かなノートル・ダム (講談社文芸文庫) |
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森 有正
講談社 2012-10-11 |
前々からずっと気になっていた本。16ページ目にして、もうガツンとやられてしまっています。
ゾンビの科学:よみがえりとマインドコントロールの探究 |
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フランク・スウェイン 西田美緒子
インターシフト 2015-07-17 |
献本で頂いた本。何か異様な雰囲気で惹き付けてきます。
声の網 (角川文庫) |
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星 新一
KADOKAWA / 角川書店 1985-10-25 |
@hyuki 先生がツイートされていたので、気になって購入。
なぜ今ローソンが「とにかく面白い」のか? |
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上阪 徹
あさ出版 2015-05-25 |
献本にて頂いた本。コンビニは専門分野なので、読むのが楽しみです。
読了した本
賢く決めるリスク思考:ビジネス・投資から、恋愛・健康・買い物まで |
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ゲルト・ギーゲレンツァー 田沢恭子
インターシフト 2015-05-30 |
書評記事も書きました。
学生との対話 |
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小林 秀雄 国民文化研究会
新潮社 2014-03-28 |
「問うこと」の難しさがよくわかります。
ウロボロス―警察ヲ裁クハ我ニアリ― 1巻 |
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神崎 裕也
新潮社 2009-06-09 |
とりあえず19巻まで一気読み。
魔法使いの嫁 1 (BLADE COMICS) |
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ヤマザキコレ
マッグガーデン 2014-04-10 |
とりあえず3巻まで一気読み。
読み始めた本
パターン、Wiki、XP ~時を超えた創造の原則 (WEB+DB PRESS plusシリーズ) |
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江渡 浩一郎
技術評論社 2009-07-10 |
好みのタイプの本の予感。
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○250号を迎えるにあたって
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