Evernoteの使い方

コンテキストでノートの軸索が伸びる

Evernoteにはいろいろなものを保存しているのですが、たとえばふと思いついた小説の書き出しなんかも保存してあります。

以下は、その一例。

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特に続きがあるわけではないのですが、こういうのをEvernoteに入れておくと、しばらく後に「コンテキスト」が表示されます。

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6つのノートが「コンテキスト」に表示されました。

  1. 『ニューロマンサー』の読書ノート
  2. 『断罪のレガリア(2)』というラノベのレビュー記事
  3. 自分のアイデアメモ
  4. ウィリアム・ジェームズの名言メモ
  5. ウィリアム・ジェームズの名言メモ2
  6. 槙島聖護の名言メモ

1はそのままですね。元のノートに「ニューロマンサー」の名前が出ています。2はちょっと遠いのですが、作品に「フラットライン」という名称が出てきており、レビュー記事に『ニューロマンサー』のアフィリエイトが貼ってあったのがフックになったようです。

3のノートにも「ニューロマンサー」の名称が登場します。意識の単一性について考えたメモです。

4と5は、おそらく「ウィリアム」つながりでしょう。

どんなに金言名句をたくさん知っていても、どんなに良い気質を備えていても、機会が来るたびに具体的に行動に出なければ、人格は少しも向上しない。

自分の偏見を組み立て直しているに過ぎないのを、「思考」していると勘違いしている者が、非常に多い。

たしかに名言です。

最後の6は、アニメ「PSYCHO-PASS」の登場人物である槙島聖護のセリフをメモしたノート。

本はね、ただ文字を読むんじゃない。自分の感覚を調整するためのツールでもある。

彼は別の登場人物にギブソンを勧めています。その関連ですね。

というわけで、すごく近いメモ、ちょっと遠いメモ、全然関係ないメモ、意外なメモ、といくつものメモが「コンテキスト」によって関連づけられました。

ちなみにこれらのノートは2013年~2015年のさまざまな期間に記録したものです。別の言い方をすると、私はこうしたノートを作成していたことすら忘れていました。そうしたものが「コンテキスト」によって想起されたことは、たぶん小説の書き出しの続きにもきっと影響を与えるでしょう。

そういうことが起こりうるツールって、今のところとても限定的です。

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