0-知的生産の技術

知的生産系の本と「原理原則」(と、僕エバのお話)

以下の記事を読みました。

3/1~3/6 今週のまとめ (2016-W9) – うさぼうの人生ダッシュボード化計画

電車で一読、病院で二読しました。この本で学んだことをなぜかEvernoteではなくWorkflowyの使い方に反映させようとしているのが少々うしろめたさはありますが、情報片付けのエッセンスを吸収しているつもりです。

ズボラな僕がEvernoteで情報の片付け達人になった理由
倉下 忠憲
シーアンドアール研究所 (2016-02-26)
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とてもありがたい感想です。

たとえば『知的生産の技術』という本があります。この本は「カードシステム」について書かれた本で、実際にこの本を読んで大量に情報カードを買い集めた人も多いことでしょう。じゃあ、その情報カードを著者が示すとおりに運用しなければならないのかというと、そんなことはありません。著者が示す「情報運用の要点」さえ押さえれば、他のツール(Evernoteなど)にも役立てられます。

あるいは、『「超」整理術』という本もあります。この本では、封筒を使った「押出しファイリング」が紹介されているわけですが、別に同じやり方をする必要はありません。「情報整理にとって何が大切なのか」を学べば、他の事柄にも十分応用が効きます。

ようするに、その本が「原理原則」を示しているのならば、本の中で扱われている対象は「具体例」でしかありません。言い換えれば。「実装」の一例に過ぎないのです。

で、本当に重要なのは、「原理原則」(≒エッセンス)の方です。

「原理原則」は、知識として広がりを持っています。局所的ではなく、もっと広い知識の土台となってくれます。有用な知識は、開いているものなのです。私が「これは面白い」と感じた知的生産系の本たちは、皆そうした「開いている知識」を提供してくれました。ツールの話をしながら、それよりも奥の話が含まれていたのです。

仮に『僕エバ』の知見を、(別のツールである)Workflowyに適応できるならば、たとえわずかであってもそこに「原理原則」が含まれていた、ということなのでしょう。著者としては喜ばしいかぎりです。

さらに、僕エバはストーリーパートを持つことで、その他の事柄についても語っています。たとえば、私たちはWeb時代にいかに学ぶのか、といったことです。あるいは私たちと知識の関係は、といったことです。

だから僕エバは、Evernoteの本ではありますが、それと同時にEvernoteの本ではありません。言い換えれば、Evernoteだけの本ではありません。少なくとも、著者はそういう気持ちで書きました。

というわけで、(もし可能であるならば)Workflowyでも他のツールでもじゃんじゃん__うしろめたさなど覚えることなく__応用してもらえれば、と思います。

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