4-僕らの生存戦略

タイ国内デモ隊活動からチェックするキーワード

麻生首相タイ変、政情混乱ASEAN中止(日刊)

タイ中部のパタヤが大混乱した。10日から東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(日中韓)首脳会議などのASEAN関連会合が行われているリゾート地で11日、タクシン元首相派約1万2000人のデモ隊が市内各所で抗議行動を展開。アピシット政権退陣を求めた。同日午後には過激化したデモ隊約1000人が主会場のホテル敷地に乱入。一時は非常事態宣言が発令された。

タイ軍がデモ隊を排除 火炎瓶に応戦、77人負傷(産経)

タイ国軍は13日未明、首都バンコクの首相府周辺や主要交差点などに集結していたタクシン元首相派の市民団体「反独裁民主戦線」のデモ隊の排除を始めた。現地からの情報では、市内中心部のディンデーン交差点に集まった赤いシャツを着た約300人のデモ隊が、退去を求めた軍に対し、火炎ビンや拳銃(けんじゅう)で抵抗したため、軍が空に向けた威嚇射撃の後、催涙弾などで応戦した。病院当局者によると、この衝突で重傷2人を含む77人が負傷した。


デモ隊に解散を指示 タクシン派幹部
(産経)

非常事態宣言が出ているタイの首都バンコク各所で反政府活動を展開していたタクシン元首相派の市民団体「反独裁民主戦線」の幹部は14日昼前、首相府周辺などに集結しているデモ隊に解散するよう指示した。幹部らは軍・警察などに投降する用意があるとしている。地元テレビのチャンネル11が伝えた。バンコクでのタクシン派デモ隊による騒乱は、非常事態宣言が出てから3日目でようやく終息する見通しとなった。

さて、混乱していたタイも徐々に騒ぎは収まりつつあるようす。
このニュースでチェックする所はまずASEAN、そしてタイの状況ということになるでしょうか。

【ASEANとは?】
ASEANとは東南アジア諸国連合のことで、東南アジアの10カ国が参加する経済や安全保障についての強力組織。ヨーロッパにおけるEUをイメージするとわかりやすいかも知れない。
今まではほとんど影響力のないものであったが、近年は経済成長もあり比較的大きな存在になりつつある。

参加カ国は
 ・インドネシア
 ・シンガポール
 ・タイ
 ・フィリピン
 ・マレーシア
 ・ブルネイ
 ・ベトナム
 ・ミャンマー
 ・ラオス
 ・カンボジア
の10カ国で、合わせると人口は6億人に達するほど。

地理的にも日本とは距離も近く、また対立軸があまり無いことからも首相・外相レベルの会談が行われている。

今後は一つの共同体を目指して進んでいくと思われる。インド、中国、そして日本は目が離せない存在であると言える。

【タイの現状って?】
ASEANに加盟する東南アジアの国。正式名称はタイ王国であり国王が存在する。
首都はバンコク、公用語はタイ語。

東南アジアにおける代表的な工業国としてその存在感を示している。

政治の制度としては立憲君主制であり国王が国家元首であるが、憲法により権限には制約が多数加えられている。政治における最高責任者は首相になっている。
これはある程度日本と似た様な形になっていると思ってよいかも。

タイの政治関連の話題でよく出てくる名前が「タクシン」。
タイの第31代の首相であり、また実業家でもある。

なかなか有能な人の様で、近年のタイはアジア通貨危機があったものの経済的には好景気であった。しかし自らの一族の大きな利益を節税工作により大幅に安くするなど「政治の私物化」「私腹を肥やす」などの評価もある。

このあたりの人物評価は人それぞれだが、政治的には有能さがあるが、完璧に清潔とは言えない政治家という風に理解しておけばよいだろうか。日本の総理にも過去似た様な人がいたような気がしますね。

以下参考サイト
東南アジア諸国連合(ウィキペディア)
タイ王国(ウィキペディア)
タイの政治(ウィキペディア)
タイの首相(ウィキペディア)
タクシン・チナワット

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