米国産牛肉:消費者不安再燃も 吉野家「完全復活」1カ月(読売新聞)
なんというか、本当に不運に恵まれる吉野屋さんです。
「違反肉だな」。牛丼チェーンの吉野家の社員は、埼玉県内にある自社の加工工場に保管していた米国産牛肉の箱を開けた瞬間、特定危険部位が混入していることに気づいた。3月にようやく、牛丼の24時間販売の再開にこぎつけた同社にとっては大きな衝撃。一昨年7月の2度目の輸入再開以来、徐々に薄らいでいた米国産牛肉に対する消費者不安が再び再燃しそうだ。
加工工場の段階で気がついたのはさすがといったところ。段ボール一箱ごとに開封して確認しているらしいですが、そういった細かい作業の大切さが非常によくわかります。
吉野家は現在、米国の13工場から牛肉を輸入している。「牛肉の在庫は確保しており、24時間販売の見直しはしない」(吉野家ホールディングスの吉村康仙・広報部長)と説明するが、不安なのは消費者心理の悪化だ。
この事件に消費者がどのような反応をみせるかわかりませんが、こうやって事前のチェックで発見できることが判ったがゆえに、逆に安全性へのアピールになったのではないかと思います。
米国産牛肉:最終確認、民間まかせ(毎日新聞)
輸入の米産牛にBSE危険部位・再開後初、吉野家向け(日本経済新聞)
さて、アメリカさんはどのような対応にでてくるのでしょうか。
とりあえず、吉野屋の牛丼販売が再び停止にならなくて良かったです。