「ホームレスになってそうな人」卒業文集に生徒名…福井の中学(読売新聞)
同校によると、文集は、1学年8クラスの各クラスごとに生徒主体で作成。このうち1クラス(35人)が「優しそうな人」など19項目について、投票に基づく男女別上位3位のランキングを掲載。「ホームレスになってそうな人」には、男子3人、女子は2位と3位が複数いて、11人の名前があげられていた。
なぜこういうのが平気で行われるのかが不思議である。当然この文集の発行に当たっては教師が目を通しているはずだろうし、そこで一応の常識を働かせればこのような質問が掲載されるはずはない。
教師が見過ごしていたのならば、職務怠慢だが、目を通していた上でこのような状況になっているとすればもはや学校というものがかなりいびつにゆがんだ場所になっているといえるだろう。
ホームレスがそのまま「悪い」形容詞としてとらえられるかどうかはもちろん個人差があるわけだが、正直傷つく人も多いかも知れない。すくなくと他人からそういう目でみられているという感覚は、プラスの力には働かないだろう。
学校や教師に反省せよ、ということではなくなぜこのようなことが起こりうるのか、ということはきちんと分析して欲しいところである。
学校の裏サイトよりもある意味たちが悪いと言えるかも知れない。
卒業文集にこんなこと書かれたら・・・
