マック、店長2千人に8月から残業代…「名ばかり管理職」問題で(読売新聞)
8月から実施する。店長を残業代の支給対象ではない管理職扱いする「名ばかり管理職」が外食産業で問題化する中、他企業に影響を与えそうだ。
記者会見した原田泳幸会長によると、職務手当をなくして残業代に振り向ける。また、店長の残業が少ない店ほど業績がいいという社内調査結果が出たとして、今後は残業を減らす方向で取り組む考えを示した。残業が増えた場合は「成果給」を減らすなどの調整を行うため、人件費の総額は現在と変わらないという。
これって、基本的に待遇が変わっていないのでは・・・。というかサービス残業をした場合完全に損ですよね。なんか解決の方向性が間違っている気がするんですが。まあマックの店長がいくらもらっているのか、ということにもよるんですけども。
自民、消費税率上げ検討始める 年金財源にらみ前倒し(朝日新聞)
09年度から国庫負担割合を引き上げる基礎年金や膨らむ高齢者医療費の財源を安定的に確保するため、自民党は20日、消費税率引き上げの検討を始めた。党税制調査会(会長・津島雄二元厚相)の幹部が協議し、消費税を含めた税制の抜本改革に向けた論議を前倒しすることを確認した。年末に向け、引き上げの是非も含めて結論を出す方針だ。
昨日の年金税方式移行への試算はこのための前振りですね、えぇわかってます。
あのような試算を出しておけば消費税アップに非難を加えにくいという思惑があるのでしょう。実際実施予定の国庫負担2分の1への財源すら見つかっていないのですから当然そこに充てられる消費税ということになるのでしょう。で、肝心の年金は現状維持とかだったりね・・・。
みんなのニュース:産婦人科で「モンスターハズバンド」急増 付き添いが暴力・暴言(毎日新聞)
妻への診察に「セクハラだ」と抗議、体温測定でエラーが出ただけでどなる--医療関係者を相手に暴力・暴言が増える中、産科医療の現場でも、夫らによる具体的なトラブル例が公表された。学校現場での「モンスターペアレント」が話題になって久しいが、この場合は「モンスターハズバンド」といえそうだ。
記事中の事例を見ても本当にこういう人たちの頭の中は一体どうなっているのか、という気分になってきます。
まずは、医療費支払いに関するトラブルから。夫は「病院は金がなくとも妊婦を診るのが当然。失業中だから入院費は払えない」「この病院で診察しないなら、他病院へのタクシー代を払え」など発言した。この夫は以前にも、暴力的行為で問題になったこともあり、強固な態度を崩さなかったたため、病院側は都立病院に患者の受け入れをお願いし、公用車で送ったという。
日本のサービス業界が消費者を徹底的に甘やかしてきたせい?それともこの夫たちの親が彼らを甘やかしてきたせい?日本の教育行政が道徳を教えるのをやめたから?テレビの見過ぎ?ゲーム脳?
まあ、理由はわかりませんが、正直こういう人間と関わり合いになりたくないと思う産婦人科医師の気持ちは十分理解できます。
【ねっと系】先生に「情報交換の場」 NTTレゾナントが新サイト (産経新聞)
ポータル(玄関)サイト「goo」を手がけるNTTレゾナント(東京都千代田区)が、小学校の先生向けの情報サイトを今夏に新設する。インターネットを活用した授業運営のヒントや、教材として使える画像データを提供するほか、「他の先生と情報交換できる場が欲しい」との声に応えてSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)も開設する。同社は大勢の教師の参加を見込み、学校教材などの広告を掲載して収益をあげていく考えだ。
こういう試みは良いのではないでしょうか。ネットの有効活用ですね。教材の共有、情報交換の場、ということですが、一歩進めて授業動画をアップしてそれを共有してみたりするのもおもしろいかも知れません。あとは学校システムにそれを巻き込んでいけるか、というのがポイントになりそうです。
国民年金納付率、2年連続低下へ・07年度64%前後、記録問題が直撃(日本経済新聞)
2007年度の国民年金保険料の納付率が64%前後に低下して、06年度の実績の66%を下回る見通しとなった。2年連続の低下で、政府が目標とする80%からさらに離れる。社会保険庁は未納者への強制徴収に力を入れるが、年金記録問題を背景に加入者の不信感は強い。国民皆年金をうたう現行の社会保険方式の矛盾が露呈。今後の年金制度改革の議論にも影響しそうだ。
まあなんとも言い難いものがありますが、強制徴収したところで、特に意味はなく制度の根本的な問題点は永続的に残り続けるということだけはまあ知っておいて欲しいところです。