4-僕らの生存戦略

草食系新入社員との接し方

前回では、今年の新入社員は草食系であること、そしてそれがどういった特徴があるのかを見てきた。

こういった草食系新入社員に対してどのように接すればよいのだろうか?

【接し方】
・例えば友人関係の様に気安い空気を作ればどうだろうか?
体罰が厳しく禁止され、親たちの目がイヤになるくらい光っている時代、友人感覚のように子どもたちに接している教師もいるようだ。
しかし、教室というやや閉じた空間で、一度でも舐められてしまってはそれでおしまいである。
会社の場合そこまで閉じた空間ではないが、事態は似た様なものだろう。
(あなたの会社で噂話の広まり方のスピードを一度実験してみると良い)

また年齢も1回り~2回り以上離れていることがほとんどだろうし、共通の話題を見つけるのも難しいだろう。年齢差が1回り以下なら使えるかも知れない。

・感情を示さず、事務的に上司役をこなすというのは?
人間関係の距離でいうと極端に距離を置いた関係。まるでコンピューターの様に仕事を与え、そして評価を下す。評価を与える基準は完全に明確化しておき、働いている人間全てが知ることが出来る様にする。
要するに会社というのは「仕事をしに来るところだ」と割り切った考えで接する。

まあ、単純に考えてこれを実行に移せる人は相当な精神力を持っていることだろう。
新入社員は初めこれを心地よいと感じるかも知れないが、あなた自身の存在感が薄くなってしまうおそれが強い。あまりオススメはできない。

・厳しい親(父親)のように接してみる?
新入社員の仕事に逐一目を配らせて、些細なミスでもきっちり怒る。
もちろん、良い仕事をしたら評価するがそれでも評価は厳しく。
プライベートなことにもよく突っ込んで干渉する。
というのがこのアプローチ。

まず、自分が親として厳しいかどうかを自問してみる必要がある。そうでなければこれは実現不可能である。
また自分が自分自身に対して厳しいかどうか考えてみること。答えがNoならただの偉そうなヤツになってしまう。これもオススメできない。

【結局ベストな方法は?】
結論を言ってしまうと「ベストな方法」というものは存在しない。アプローチは相手をきちんと観察して自分なりに対策を立てる必要がある、ということだ。
しかし、これだけは守った方がよいことが4つある。

○相手の話はしっかり聞く
○評価は自分の感情によってぶらさない
○まず自分自身がきちんと仕事をする
○「楽しい職場」というのを自分の頭の中にイメージしておく

この基本を抑えておけば、どのような年齢からも一定の「良い上司」の評価は受けられるであろう。
きちんと怒り、またきちんと誉めることももちろん重要だ。しかしこれが出来ない大人も多い。この辺は自分でトレーニングしてもらわないとどうしようもない。

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