Evernote入門者のための〈七つの習慣〉 その6

前回:Evernote入門者のための〈七つの習慣〉 その5

第六の習慣:自動取り込みも活用

当面は、Evernoteにノートを増やしていくことになります。その場合、自分でノートを作成するのが、一番わかりやすい方法です。つまり、Evernoteのアプリを立ち上げ、「新規ノート」を作成し、そこに書き込む、というやり方です。

これはこれで、直感的な方法ではありますが、Evernoteの場合は、もう一つの方法、つまり自動ノート作成機能も活用した方が手っ取り早くノートを増やせます。

ショートカット

まず、Mac版の話となりますが、Evernoteをインストールすると手軽にノート作成するためのクイックノートが上部メニューに追加されます。これを利用すると、イチイチEvernoteアプリに移動する必要がなくなり、大変簡便です。以下の記事もご覧下さい。

MacでEvernoteを使うならクイックノートがたいへん便利です

さらにショートカットキーがあります。

このうち、ノートの新規作成に役立つのが、「Evernoteにペースト」と「選択画面かウィンドウをクリップ」です。前者はクリップボードに入っている内容からダイレクトにノートを作成してくれます。後者は、上記の記事で紹介したクイックノート領域に画像を保存してくれます。たいへん便利です。

ブラウザ拡張

さらに、ウェブブラウザからの取り込みも、「Webクリッパー」という拡張機能を使えば非常に簡単となります。

ボタン一発でEvernoteにページが保存されますし、保存するノートブックも選択できますし、タグやコメントをここで付けることもできます。この拡張機能は、一般的にウェブを利用しているならば、〈必インストール〉と言ってよいでしょう。

Evernote Web Clipper | Evernote

メールによる作成

特定に割り当てられたメールアドレスにメールを送信することで、自動的にノートを作成することもできます。この機能とメールの自動転送機能を合わせれば、「○○さんから来たメールは、Evernoteにも自動的に保存しておく」というような、ライフハック的なことも実現可能です。

ただし、この機能はプラスあるいはプレミアムアカウントのみで使えるので、その点にはご注意ください。

Evernote ベーシックを無料で入手するか、プラス版またはプレミアム版にアップグレードできます。 | Evernote

メディアマーカー

外部ツールとの連携もあります。たとえば、メディアマーカーです。

メディアマーカー

連携機能を設定しておけば、メディアマーカーの本棚に登録した本のノートが自動的に作成されます。

ただし、これはEvernoteのメールから自動ノート作成機能を使っている点には注意してください。つまり、プラスあるいはプレミアムのみで実現できる自動化です。

ツイエバ

ツイエバ、というサービスを使えば、一日分のツイートが自動的にノートとして保存できます。

ツイエバ – TwitterのツイートやメンションをEvernoteとEmailへ

過去のツイートを振り返ったりすることもできますし、メモする代わりにとりあえずTwitterでつぶやいておいて、後から検索して使う、というバイパスも可能となります。

IFTTT

自動取り込みの大御所と言えば、IFTTTです。ザ・ライフハックツールという感じでもあります。

Discover IFTTT and Applets – IFTTT

詳細は割愛しますが、IFTTTに習熟すれば、さまざまなノート作成が自動化できます。ツイエバのようにツイートすれば保存、というのも可能ですし、Gmailでスターをつけたメールを自動保存、Feedlyで「Read Later」したものをEvernoteに保存、ということもできます。

正直、あまりにたくさんのことができるので、入門編でお勧めするのは気が引けるのですが、そういうものもあるんだな、くらいの記憶に留めていただけるとよいでしょう。将来的には間違いなく便利になるといういか、必須になるツールです。以下の記事も参考になるかもしれません。

EvernoteとIFTTTのおさらい(1) 〜IFTTTとは何か〜
EvernoteとIFTTTのおさらい(2) 〜トリガーとアクション〜
EvernoteとIFTTTのおさらい(3) 〜アクションの中身〜
EvernoteとIFTTTのおさらい(4) 〜Twitterとのレシピ〜
EvernoteとIFTTTのおさらい(5) 〜他のWebツールのレシピ〜

似たツールとして、zapierというのもあるのですが、こちらはさらに込み入っているので中級者以上になってから触るのが良いでしょう。

The best apps. Better together. – Zapier

とは言え

見てきたように、直接Evernote上で「新規ノート」の作成を行わなくても、ノートを作成する手段はさまざまあります。ここで紹介したのもごく一部でしかありませんし、IFTTTのようなツールはその人のなりのカスタマイズの幅を大いに広げてくれます。これらを覚えれば、ノートを増やしていく(≒自分にとって有用な情報を記録していく)ことは、ぐっと簡単になるでしょう。

とは言え、です。

使いもしない情報を貯め込んでいても仕方がありません。特に曲者なのがWebクリップです。Wikipediaの全ページをEvernoteに保存すれば、自家製Wikipediaが完成しますが、どう考えても、Wikipeidaに直接アクセスした方が早いでしょう。こういうものを「手軽」に作っても、ほとんど意味はありません。

よって、自動化するにしても、保存する情報は、自分のアンテナに引っかかったものだけに限定しておくのがよいでしょう。その「引っかかったもの」を保存するのが面倒だから、保存しないという状況を無くしていくために、自動化は役立ちます。その点を忘れると、本末転倒な「データベース」ができあがってしますので、注意してください。

次回:Evernote入門者のための〈七つの習慣〉 その7

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