では、さっそくAppleScriptを触ってみましょう。
使用するのは「スクリプトエディタ」という標準アプリケーションで、「ユーティリティ」(あるいは「その他」)というフォルダに入っているかと思います。
これを起動します。
新規ファイル作成
ファイル確認のダイアログが表示されるかと思いますので、「新規書類」を選択してください。すると、以下のようなウィンドウが立ち上がるはずです。
ここにコードを書いていくことになります。
AppleScriptの選択
この「スクリプトエディタ」では、AppleScript以外にもJavaScriptが書けます。なので、最初にAppleScriptが選択されているかどうかを確認しておきましょう。
もともとAppleScriptが選択されていればそのままでOKです。もしJavaScriptになっているならクリックしてAppleScriptを選択してください。
テスト
では、ごくごく簡単なコードを書いてみましょう。安心してください。本当にごくごく簡単です。
ウィンドウに以下のコードを打ち込みます。コピペでも結構ですが、自分で打ってみてもよいでしょう。
Display dialog "Hallo AppleScript"
普通にコードを打ち込めば、このように紫字で表示されているかと思います。で、入力を終えたら、上にあるトンカチのボタン(コンパイルボタン)をクリック。
以下のように、文字が変化しますね。
こうなったら、構文的にはまあまあ問題ないよ、ということなのですがそれはさておき、そのままトンカチの左にある音楽プレイヤーの再生みたいなボタン(実行ボタン)を押してみましょう。以下のようなダイアログが表示されればOKです。
つまり、Display dialogは、「ダイアログを表示(ディスプレイ)したまえ」という命令で、その後に続く”Hallo AppleScript”が、そのディスプレイに表示されるテキストの内容を指定しています。当然”Hallo AppleScript”の中身を変更すれば、ダイアログに表示されるテキストも変わりますので、ちょこちょこ書き換えて試してみてください。
というわけで、今回はスクリプトエディタの基本中の基本を紹介しました。まずは、コードを実行するための、コード書き(変更)→コンパイル→実行、という流れを掴んでください。
次回はさっそくEvernoteの操作へと入っていきましょう。