今週のまとめエントリーです。
- 勝手に構成案 〜最後のライフハック本〜
- Ulyssesの穴を埋めるのは……
- なぜなに”知的生産” 〜よくわかるKJ法2〜
- 発想法の日常的効用
- 『知的生産技術大全』の現代的意義試案
- AppleScriptでEvernoteを操作する 第四回
じわじわですが、連載ものも進んでおります。そして、あらため「知的生産技術」を現代でどう再提出するのかについても考えてみたいと思います。
今日の一言
今日の一言はこちらでつぶやいております。
8月14日
今日の一言:単一の物差しの「効率化」は冗長性の排除を意味し、リスクに対して脆くなっていく。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2017年8月14日
危機的状況を想定から外せば、冗長性は単なるコストにしか見えません。無理なコストカットの弊害はここにあります。
8月15日
今日の一言:変化とは、居心地の悪さを引き受ける事である。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2017年8月15日
「異」な領域に足を踏み込むということですから、それは心地よさとの若干の決別とも言えます。
8月16日
今日の一言:ひらめきは一瞬で訪れる。しかし、その前段階には長い蓄積と発酵があり、その後段階には長い研磨と整理が待っている。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2017年8月16日
この点を理解していないと、最終成果物を生み出すことはたぶんできないでしょう。
8月17日
今日の一言:完成品を作れば、やいやい言われてしまうが、完成品を作らなければ、やいやい言われることすらない。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2017年8月17日
「やいやい言われるだけまし」とまでは言いませんが、でも、提出したからこそ、ということは念頭に置いておきたいところです。
8月18日
今日の一言:何かを書き下ろしているとき、エディタのカーソルを前に進めながら、思考のカーソルもまた、前に進めている。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2017年8月18日
だからこそ、認知エネルギーが減少しているときは、考えて文章を書くのがつらなくなります。仕方がありません。
8月19日
今日の一言:考えるための時間と場所を持つこと。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2017年8月19日
この「場所」は、現実的な場所あるいはツールを意味しています。案外これくらいデジタルツールに囲まれているからこそ、アナログなノートは考えるための場所として機能してくれるかもしれません。
今週のその他エントリー
Honkure
WRM 2017/08/14 第357号
『ヤキトリ1 一銭五厘の軌道降下』(カルロ・ゼン)
『ウンベルト・エーコの小説講座』(ウンベルト・エーコ)
『憂国のモリアーティ 3』(三好輝)
『甘々と稲妻(9)』(雨隠ギド)
Project:かーそる
2017年8月14日の気になった記事
第二号脱稿後の座談会その1
第二号脱稿後の座談会その2
2017年8月15日の気になった記事
第二号脱稿後の座談会その3
2017年8月16日の気になった記事
第二号脱稿後の座談会その4
2017年8月17日の気になった記事
第二号脱稿後の座談会その5
2017年8月18日の気になった記事
2017年8月19日の気になった記事
今週触った本
SBクリエイティブ ( 2014-06-11 )
最近は、積んでいた本を読み進めているので、購入は少なめですね。
明日のメルマガ告知
毎週月曜日に配信しているメルマガ。来週号の目次はこんな感じです。
○BizArts 3rd 「すべきことの設定」
○ノート道の歩き方 4
○物書きエッセイ 「原稿書き以外の執筆作業」
etc……
頂いた感想など:
WRM
Weekly R-style Magazine ~プロトタイプ・シンキング~(まぐまぐ)
ブログに書けないテーマ、長期的な連載、日々考えていることなどをお送りしています。