Evernote for Macのタブ機能は地味に便利です

少し前から、Evernote for Macでは、タブ機能が使えるようになっています。タグ機能、ではなく、タブ機能です。

作り方は簡単で、適当なノートのコンテキストメニューから「新しいタブでノートを開く」を選択するだけ。

以降はタブの右側に「+」ボタンが表示されるのでそれを押せばタブを増やせます。

で、このタブですが、Webブラウザと同じように上部にずらっと並び、それぞれのタブが独立した画面を保持します。

で、疑問に思うのが、これって何に使うの? ということでしょう。特定のノートを開きっぱなしにしておきたければ、独立ウィンドウで開けばよいわけですし、何度もアクセスするならショートカットに登録すれば簡単です。

しかしながら、タブならではの良さも、もちろんあるわけです。

ノートブック移動の煩わしさ

Evernoteあるある話をしてみましょう。

たとえば、4000ほどノートが入った「アイデアノートブック」を閲覧していたとします。上から下にずずーっと読み進めていくと、突然、「あっ、そうだ。あのタスク追加しておかないと」と思いついたとします。デイリーのタスクを扱うノートは、別のノートブックに入っているので、ノートブックを移動することになります。で、タスクを書き出して、やれやれと、「アイデアノートブック」に戻ってくると、ずずーっとスライドしていた位置は失われ、一番上にまでフォーカスが戻っています。これがなかなかうっとうしいのです。

同じことをタブ機能でやれば、実にスムーズに行えます。つまり、「アイデアノートブック」をタブで開き、そこで閲覧を進めていく。で、別のノートブックに用事ができたら、別のタブを表示させて操作を行う。それが終われば、タブを移動して、先ほどの作業を続ける、ということが可能です。簡単ですね。

つまり、タブ機能は、形式としては複数のノートを開いておくための機能なわけですが、その実体は複数のノートブックを並行的に扱うための機能だと考えてよいでしょう。
※実際、タブのtitleはノート名ではなくノートブック名になっています。

使い勝手

このタブ機能は、Evernoteに同種のノートしか集めていないのならばあまり活躍しないと思いますが、私のようにタスク・アイデア・企画案エトセトラ、エトセトラといった多様な情報をEvernoteに集約している場合には、地味に活躍してくれます。

それだけではありません。

実際にやってみるとわかりますが、ノートブックリストでノートブックを移動するのと、タブによってノートブックを移動することには感覚的に大きな違いがあります。あえて言葉にすれば、ノートブックリストでの移動はフォーカスの大移動で、タブでの移動はフォーカスの切り替え、という感じが近いかもしれません。説明はしにくいのですが、「ある場所が保存されている」という感覚を保持できるのです。これはまあ、一度試してもらうしかありません。

ちなみに、私はinbox用のノートブック、タスク用のノートブック、アイデア用のノートブック、企画案・勉強用のノートブックという4つを表示させて使っています。タブの移動はマウスでも可能ですが、control+tabでも可能なので、これまた楽チンです。

もしまだ一度もタブ機能を使ったことがないなら、ぜひ一度試してみてください。ほとんど変わらないように見えて、地味にEvernote体験が変わるかと思います。

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Rashita
物書きをやっております。実用書から小説までなんでもござれのハイブリッド物書きです。 ライフハックや仕事術、知的生産などに興味があります。

1件のコメント

  1. これ便利だと思ったのですが、ノート内のテキスト編集中は、control+tabが効かないんですねorz。text editやsafariなど他のアプリではテキスト編集中でもcontrol+tabが効くので、evernoteの問題のようですが、残念です!

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