Bullet Journalとは何か。

Getting Started – Bullet Journal

Bullet Journalとは何か。

ノート術のフレームワークである。主にセルフマネジメントの用途で用いられるので、日本では手帳術に位置づけることも可能だろう。

Bullet Journalのフレームワークは何を提供するか。

いくつかある。ノートブック・フォーマット、ページ・フォーマット、ライティング・フォーマット。大きくはこの三つだ。

ノートブック・フォーマットは何を規定するか。

ノートブックの全体的な使い方を規定する。まず、最初の数ページにindex用のページが要請される。さらに各ページにはナンバリングが要請される。

基本的にはこれだけだ。それ以外は、各ページモジュールを配置していくことになる。ページ・モジュールは、ページ・フォーマットの規定によって生成される。

ページ・フォーマットは何を規定するか。

1つのページの大きな使い方を規定する。標準では、The Futuer Log、The Monthly Log、The Daily Log、といったページのフォーマットが規定されている。いわゆる手帳を構成する基礎的な要素だ。

Bullet Journalの特徴は、印刷された手帳のようにページフォーマットとページの位置が固定されておらず、白紙の状態から適宜それを作成していく点にある。動的に構築されるノートブック構造。これが柔軟性を与えてくれる。

また、ページ・フォーマットはプラグインのようにいくらでも拡張可能であるので、個人的な用途に合わせた使い方がやりやすい。ある人は「欲しいものリスト」を、ある人は「買いたい本リスト」を、別のある人は「会いたい人リスト」を作ることもできる。出勤リストを作ってもいいし、似顔絵練習ページを作ってもいい。非常に拡張性が高い。ただし、あまりにも拡張しすぎて、ライティング・フォーマットを逸脱すると、(便利なノート術にはなるかもしれないが)Bullet Journal的ではなくなる。

ライティング・フォーマットは何を規定するか。

最終的な項目の書き方を規定する。Bullet Journalにおけるライティング・フォーマットは、名前が表すとおりBullet(箇条書き)を重視する。

では、箇条書きとは何か。過剰に書かないことである。情報を端的にまとめる、簡素に表現する。それが箇条書きの神髄であろう。これは別に、たくさん書いてはいけない、ということではない。箇条書きにすることで得られる(あるいは保たれる)、一覧性を重視する、ということだ。

日本の「ほぼ日手帳」などは「読むための手帳」(≒日記)的に使われることが多いが、Bullet Journalはむしろ「見るための手帳」という趣だろう。

表現を簡素にすることで閲覧性があがり、また情報密度も高まる。年、月、日、の情報を書き込んでいくのだから、綿密に情報を詰め込むと、あっという間にノートはいっぱいになる。すると、分冊が大量発生して、情報が散逸してしまう。箇条書きはそれを食い止めるための防波堤にもなる。

もう一度言うが、緻密に・大量に・文章で書いてはいけない、ということではない。そういうノートの使い方だってありだろうし、むしろ私はそちらを好む。ただ、Bullet Journalが目指している方向はそちらではない、というだけの話だ。このメソッドそのものがもつパワーは、やはり箇条書きというライティング・ファーマットに宿るとみていいだろう。

実際の使い方は、参考サイトがたくさんあるので、検索してみるといいだろう。美しく飾られたページが目に止まるが、それはそれで一つのページ・フォーマット、ライティング・フォーマットの拡張として捉えておけばよい。

あるいは、解説の本も発売されているようなので、そちらも参考になるだろう。

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Rashita
物書きをやっております。実用書から小説までなんでもござれのハイブリッド物書きです。 ライフハックや仕事術、知的生産などに興味があります。

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