なぜ私は朝にブログを書いてしまうのか?

のきばトーク66」で話したことを広げます。

理想の話

理想の話をすれば、リソースは最優先オブジェクトに振り分けるべきです。

・私の仕事は物書きである
・つまり本を書くことが最優先オブジェクトである
・時間はリソースである
・認知資源もリソースである
・それがもっとも豊かなのは起床後からの数時間である

上記を加味すれば、朝の時間は原稿執筆に当てるのが、もっとも合理的です。

しかし、なかなかそうはなっていません。私にとっての黄金時間に原稿ではなく、このブログを更新していることがよくあるのです。

なぜか?

なぜか?

まず第一に習慣性があります。ある行動を長らく続けていると、それをするのが当たり前というか無自覚的になっています。むしろ、そうでない行動を取るときに「意識」が必要になるのです。

第二に、朝のうちにタイムラインとか他の人が書いたブログなどを読んでいると、じわじわと「自分も何か言いたい」気持ちが高まってきます。それを解消するためのもっとも簡易な手段がブログを書くことです。

第三に、敷居の低さがあります。書籍の原稿を書くことは結構ハードです。しかし、ブログの記事を書くことはそれほどでもありません。むしろ、月の上を歩くような心地があります。

第三に、中断の可能性があります。私は昼頃に妻を仕事先に送っていくのですが、たまにその時間が早まることがあります。しかも当日にそれが決まることがあります。「よし、集中して原稿書くぞ!」と気分が盛り上がっているところに水を差されるのは、お客さんからオーダーが入り、鍋を火にかけ、材料を切りそろえたところで、「やっぱりさっきの注文なしで」とお客さんが帰っていくくらいつらいものがあります。

第四に、時間幅の不安定性があります。ほとんどそんなことはありませんが、私がもし11時30分まで寝ていたら、作業に使える時間は30分しかありません(妻を送っていく時間が壁として働いているため)。起きた時間とか、その他の予定によって「午前中」に確保できる時間の幅が違うので、習慣に位置づけるのは難しそうな気がします。

シフト

こうして原因を並べてみましたが、絶対に乗り越えられない障壁は一つもありません。むしろ、これらの中で一番強力なのは、第一の「習慣性」なので、実際に日々の行動を(やや強制的であっても)変えていけば、自然と変わってくる可能性があります。

四番目の原因については、実際的な対処はありませんが、「そもそも、毎日同じ時間だけ執筆作業にあてることは本当に必要なのか?」と考えると、案外問題ではなくなってきます。たとえ15分しかとれなくても、その15分だけ執筆すればいい話で、『天才たちの日課』でも、そうした隙間時間にパタパタと原稿に打ち込む作家の話がいくつか紹介されています。そうした作家たちは、たいてい他の仕事の合間に書いていたり、家事の合間に書いていたりするのですが、よくよく考えれば、私も家事担当要員なので、どちらかと言えば、その考え方を取り入れた方が合理的なのかもしれません。

天才たちの日課
天才たちの日課

posted with amazlet at 18.01.02
フィルムアート社 (2016-10-24)
売り上げランキング: 138

というわけで、どれだけ続くかはわかりませんが、しばらくは朝のうちに原稿を書いて、このブログの更新は昼〜夕方〜夜半のどこかに位置づけてみようと思います。

Related Posts with Thumbnails
Send to Kindle
Rashita
物書きをやっております。実用書から小説までなんでもござれのハイブリッド物書きです。 ライフハックや仕事術、知的生産などに興味があります。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です