最近、私の作業用Scrapboxプロジェクトでは、最初にページを読み込むとアラートが表示されるようになっています。
で、この中身は、以下のようなページから取得しています。
このページのコードブロック(灰色の部分)を書き換えれば、アラートに表示される内容も変わる、という仕組みです。これで、明日以降の自分に対して能動的に情報を「先送り」できます。
UserScriptは以下に。
特定ページから情報を読み込んでアラートする – Scrapbox研究会
で、まずこれって他にもいろいろアレンジできます。覚えたい英単語を一日ひとつ表示させるとか、書籍からの書き抜きを一つ表示させるとか、そういうこともできそうです。
もちろん、そういうのはしょぼいと言えばしょぼいわけですが、自分が蓄積したデータを「使っている」ことは間違いありません。で、このような使い方って、既存の情報整理ツールだとなかなか敷居が高かったわけです。
EvernoteかつMacならば[AppleScript]がありますが、それ以外の環境ならAPIを叩く必要があり、でもってそのためのハードルは艱難辛苦です(あるいはそのように感じられます)。WorkFlowyにはそもそもAPIがありません。
その点Scrapboxは、ページデータの取得くらいなら簡単にできます。クロスドメインの処理は私にはさっぱりですが、少なくともScrapbox内であれば、上記のようなことが、私の様な[日曜大工プログラマー]にもできてしまうのです。
一般的な情報整理ツールにおいて、情報を「使う」とは、参照し想起することが強くイメージされていましたが、Scrapboxに関しては上記のような利用方法もあります。
これは結構すごいことではないか、といろいろな情報整理ツールを使っていても感じるわけです。