Scrapboxでの心地よい過去との接続

先日のことです。

のきばトークの収録がある日だったので、アーカイブ用のプロジェクトで新規ページを作成していました。

テーマはScrapboxだと聞いていたので、さて、何を話そうかと思いつつも、これまで結構このテーマで話していたよな、これで何回目だっけ?──みたいなことを思いつつ、テーマを記述して、ごく当たり前のようにキーワードをリンクにしたところ、下の関連ページでまさに求めていた情報が提示されました。

そう。まさにこれなのです。この感覚が極めて快適なのです。「アリスの物語」風に言えばこんな感じです。

マスター「さて、第79回のページを作っておこうか。テーマはScrapoxだ」
アリス「はい」
マスター「そういえばこれまでにも何回かこのテーマでやってるよな」
アリス「38から40回まで、それに62回と64回で言及されています」

これくらいの快適さで情報が出てきて欲しいのです。だって、79回で話すことは、これまで話してきたこととまったく無関係ということは、ありえないわけですから。情報は連なり、物語は流れる。そんな風にして新しく情報は生み出されていきます。

もちろん、情報の出し方にはいろいろあるでしょうし、他のツールには他のツールの良さがあります。似た機能であるEvernoteのコンテキストは、偶有性が非常に高く、自分が設定したコンテキスト以外の情報が提示される魅力があり、また違った面白さがあります。

どちらにせよ、「検索」という一手間なしに関連する情報が開示される「心地よさ」。これはもう、文句なしに、Goodです。便利とかそういう次元で処理していい話ではありません。きわめて「心地よい」のです。これつまり、シームレスでありノイズレスである、ということでしょう。superconductivityなのです。でもって、それがかなり大切だと感じます。

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