「タスク」の研究

タスクはどのオブジェクトが持つのだろうか

タスクは実行される。そして、行動は時間の上に出現する。時間のない行動はありえない。

よって、タスクを時間のオブジェクトに持たせるのは合理的だろう。

スパンはいろいろあるが、よくあるのが「一日」だ。7月2日なら、「7月2日」というオブジェクトに実行するタスクを持たせる。いわゆるデイリータスクリストだ。もちろん、もっと短いスパンに持たせることもできるし、長いスパンに持たせることもできる。「7月2日の午前中」「7月の第一週」。どのスパンでも構わない。当人のライフサイクルと、必要な見通しにフィットさせればいい。

ただし、どれだけ時間のオブジェクトにタスクを持たせたところで、そのタスクは時間のオブジェクトに所属しているわけではない。その証拠に、その日にそのタスクが実行されなくても構わない。次の日だって、来週だっていい。

だとしたら、タスクはどのオブジェクトに属しているのだろうか。一般的にはプロジェクトだろう。短期であれ長期であれ、小型であれ大型であれ、タスクはプロジェクトに属する。あるいは、タスクの集合体をプロジェクトと呼んでもいい。

ここで話がややこしくなる。性質的には、タスクはプロジェクトに属する。実効的には、タスクは時間に所有される。さて、これをどのように管理すればいいのだろうか。

難しく表現してみたが、これはデイリータスクリストでタスクを管理しているときの、プロジェクトの扱いをどうするのか、という問題を別の視点から眺めたものにすぎない。

デイリータスクストにタスクを書き込み、それを実行する。実行したものは消してしまう。ここまでは簡単だ。問題は、そうしたタスクの多くが、何かしらのプロジェクトに属していることである。そのプロジェクトにもやっぱりタスクがあり、実行されるのを待っている。が、デイリータスクリストで実行済みにしただけではそれは反映されない。

だったら、どうするか。

1. デイリータスクリストの実行済みをプロジェクトリストにも自動的に反映されるようにする
2. デイリータスクリストを使わずプロジェクトリストだけでやっていく
3. ジン・テーゼ

私はこれまで、1.の路線を追求してきた。デイリータスクリストは私の主軸であり、キーストーン・ハビットでもあるからだ。2.も一応想定はできる。GTDをピュアに実行すればそのようになるはずだ。

しかし、それ以外はありえないのだろうか。デイリーでも、プロジェクト(あるいはコンテキスト)でもない、別種の管理法。

さて、タスクはどのオブジェクトが持つのだろうか。

あるいは、どんなオブジェクトが、オブジェクトとしてありえるだろうか。

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