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プレジデント11月号「年収2000万円の手帳術」 雑感

11月号の「プレジデント」の特集記事は「年収2000万円の手帳術」。年収2000万円にはあまり興味はありませんが、どういった視点で視点を使っているのか、というのは興味があったのでとりあえず購入して読んでみた。

大手企業の社長や最前線で活躍するビジネスパーソンの手帳の使い方・手帳感などが一番興味深く読めた。
その中で「手帳」にそれほど重きを置いていない方がいる、というのが印象に残った。

当然社長の立場の方には秘書がおられるので、スケジュール管理について強く悩む必要もないのだろう。書類管理についても同様かも知れない。当然メモさえあればよい、という結論に達してもおかしくはない。
マクドナルドの原田社長にいたっては重要な事は記憶するのでメモも必要としていないと語られている。
私のような記憶力の不確かな人間にとってはあこがれすら感じられる潔さである。

ただ、これらの手法が普通のビジネスパーソンにそのまま適用できる率は低い。

もう一つの記事ではビジネスパーソンが「どのような手帳」を「どのような工夫で使って」おられるかの実例が紹介されていた。
比較的複数の手帳を使い分けている方が多く見受けられた。手帳、ノート、メモだ。
(物としての手帳主体の企画なのでIT機器との連携については軽いフォローがあった程度であり、その辺に興味津々な方はかなり物足りないだろう。)

特にメモA7を使いノートはA5という方は、共通してA7で捕まえたアイデアをその後時間を取ってA5のノートに転記し、アイデアを膨らませたり整理したりしていた。
メモ、ノートの使い方としては一般化できる手法なのだろう。

驚くような発見ではないが
「手帳が仕事を作るのではなく、仕事の形に応じた手帳の使い方をしておられる」
ということを強く感じた。必要に応じて生み出された物、それがビジネスパーソン手帳法と言えるだろう。

それを踏まえて考えれば、適切な手帳の使い方は社会人一年生にはまったく構築できないもの、と言っても良いかもしれない。必要なのは手帳に関するノウハウ、ではなく仕事に関する知識なのだ。

また新人だけでなく、新しい立場にたった(転職、昇進など)ビジネスパーソンも自分の手帳法に関して改善する事が必要になってくるだろう。そういった意味である意味終わりはないのかもしれない。

ドラッカーはこう言っている。
「情報型組織に属する者は、例外なく、自分の担当している仕事において価値ある貢献をするためには、自分がどのような情報を必要とするかということについて、絶えず考え抜かなければならない。」

参考情報
年収2000万の手帳術

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