カードボックスに情報カードが入っている。≪断片からの創造≫についてかきとめたものだ。サイズは京大型。
そこからがさごそと適当に一枚取り出す。がさごそ。
Scpapboxを開いて、新規ページにカードの中身を転記していく。
入力を終えたので、文脈である≪断片からの創造≫を添える。
そして、文中をリンク化していく。ついでに文章も変形しておいた。
さて、ここからだ。
書き込んでいるうちに、ページの記述にないことが二つ思い浮かんだ。一つは、「弱いつながり」という言葉の社会学的な使い方。もう一つは、「織り込む」という表現。まず、前者から取りかかろう。
しらべてみると、社会学では「弱い紐帯の強み」という表現をするらしい。そのページを作り、説明を加える。
そして、元のページに戻って、ふむと考える。弱い紐帯が探索に向いていることと、弱いつながりの情報との関係性は? という問いが立ったので、それをページに記述し、ついでに書き込む場所も移動しておく。
さて、次だ。他の誰にもわからないだろうけども、私は「織り込む」という表現を見かけたときに、とある企画案を想起していた。ただ、現状まだすべての企画案をScrapboxに移せていないから、きっとここでは見つけられないだろう。
が、もしも、ということもある。[企画案]とだけ書き込んで、関連ページを覗く。
やはりなかった。
仕方がないので、Evernoteの企画案ノートを探す。すぐに見つかった。
この「文章を織る技術」が私が想起した企画案であった。そこで、[文章を織る技術]をリンクにし、そのページにEvernoteにかきとめてあったメモを転記しておく。
「あっ、これ、ダメなやつだ」感がはんぱないので、少し記述を加え、リンクも変更しておく。
これでよくなった。見返したときも、意味が掴みやすいだろう。
このページが育つかどうかはわからないが、何を意図しようとしていたのかは確認できる。とりあえずは、それで十分だろう。何か別のノートを作ったときに、このノートが提案されることも十分ありえるし、それによって肉付けされるかもしれない。
とまあ、こんな感じで毎日少しずつ情報カードをScrapboxingしている。その行為自体が、私の何かを育てている──ように感じる。
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