ふむむ。困りましたぞ。
「どうせ記事にしきれないメモたち」の供養祭 – 倉下忠憲の発想工房
ここの下の方にpending案件を案件を放り込んでおるのですが、その数がどんどん増えていることはさておき、扱いに困る案件が出てきたのじゃ。
たとえば、「情報にあてられる」という行がある。
で、ずずずいーとスクロールしていくと、「言葉が強い人はフォローしない」というブロックもある。
ワシの脳内では、この二つが近しい関係にあるぞ、とビンビンにアラームが鳴っている。さて、どうする?
まずは近づける
とりあえず、まあ、移動しておこう。control + ↓を十数回押して、項目を下に追いやっていく。
設置完了。
そう、ここからなのじゃ。この二つが近しいことを言っているのはわかる。が、これをどう扱えばいいのかわからない。そういうことがアウトライナーを使っておるときにはよくあった。つまり、
こうしていいのか、
こうしていいのか、
はたまたこうしていいのかが、わからんのじゃ。
これらはどれも成立する。成立してしまう。それは、バケツの写真を撮る角度によって、円になったり長方形になったりするのと変わらん。どの切り口もまったく正しい。「正解」を探せばいいわけではない。だから、決められない。
今思えば、決められないのならそのままにしておけばよかったんだが、あのときのワシはまだ若かったんじゃよ。これらをどうにかこうにかまとめんといかんと思っておった、そしてそれができない自分に厭気がさしておった。完全な空回りじゃな。
何かしらの大きな指針が経たない限り、適切な構造を決めることはできない。構造が機能するかどうかは、その指針によって決まるからじゃ。
だから、そのときまでは自由に漂わせておけばよい。
これでいい。今はこれで十分じゃ。
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