1-情報ツール考察

Topic中心だから気楽に書ける『Trickle』

Twitterで二、三つぶやきを見かけたので、「Trickle」というサービスを使い始めてみました。

一見Twitterのようであり、その実ぜんぜん違うサービスです。

気兼ねなくアクティビティを書き留められるTrickleというサービスをリリースしました – maru source

2018/11/14 11:33 追記

 現状はアプリからのみ使えます。

topic駆動

ポイントは、複数のトピックを作成でき、そのトピックを中心にフォローが発生する点です。

具体的に見ていきましょう。

以下のように複数のトピックが作成できます。このトピックに関する「アクティビティ」をロギングできるサービスだという認識で良いでしょう。

ホーム画面では、トピック全体の履歴と(Github的な)芝が閲覧できます。

もちろん、トピックごとの履歴も閲覧可能です。

で、他者のトピックを購読(subscribe)することもできます。

ここが面白くて、誰かのアカウントの全体をフォローするのではなく、個別のトピックのフォローなのです。その点が、開発者さんが書かれている「気兼ねなく」に関係してきます。

他者の目

Twitterの場合、どうしても話題混じりというのが気になります。私も@rashita2のアカウントでは、あまりパズドラとかシャドウバースの攻略情報をつぶやきたくありませんし、お酒とか食事の情報も控えめになっています。

なぜか?

人の目が気になるからです。だって、そういうつぶやきの比率が増えたら、うざそうじゃないですか。「いや、そんなつぶやきを期待してたんじゃないんだ」とかね。

もちろん、そんなことはただの思い込みにすぎないわけですが、そのような「他者の視線」を取り込んでしまう傾向は多かれ少なかれ誰しもあるのではないでしょうか。

Trickleでは、その心配がありません。なにせ、他の人は自分の気になったトピックだけをフォローするのです。はじめから選別は行われています。「私をフォローする」という包括的なアクションはなく、「私の読書のアクティビティーだけをフォローする」「私のゲームのアクティビティーだけをフォローする」という個別的なアクションしかありません。つまり、読みたい人が読んでいる、という状況がより精緻に実現されているのです。

だからこれは、人のネットワークを中心としたSNSではありません。あくまで主役はトピックであり、そのアクティビティーです。しかも、交流目的につぶやうというよりも、アクティビティーの記録の結果、交流が生まれるかも、くらいの距離感しかありません。フォローを集めるようなパワーゲームはまず発生しないでしょう。

分流できるライン

一方で、使う方から見れば、これは分流できるTwitterです。それぞれのトピックはハッシュタグのようなものであり、一つの大きなタイムラインに書き込みながら、トピックごとのタイムラインも閲覧できます。つまり、アイデアメモだけを抜き出したり、読書ログだけを抜き出したりできるのです。

これが意外に快適です。雑多に書き込んでいながらも、選別して閲覧できるので、メモ帳代わりにも使えそうです。

ただし、Trickleから別のツールに、という動線はいまのところないので、その辺は留意してください。

というわけで、しばらくはこのTrickleで遊んでみようと思います。