Scrapboxの用法 アウトライナーで遊ぼう

困るんです。企画案が分岐したりすると

WorkFlowyのScrapbox的使い方

いろいろな本の企画やタイトルを思いつきます。

もちろん、ポケットから転がり落ちた500円玉のように、しっかりキャッチしてメモします。

しかし、人間の脳は、時間が経ち、新しい刺激に晒されると、同じようなことでも別の見方を持ちます。アイデアに追記が発生するのです。

これはまだ構いません。もともとあったタイトル(企画案)のパラフレーズです。単に「メモ」ではなく、「アイデアメモ」と限定してしまう、あるいは「アイデア」と軸をズラしてみる。そうすることで、一見似た、でも全然別の企画に変身します。

が、それだけでは済みません。

これが実に厄介です。もともと想定していた内容を、一つの要素にした新しい全体を思いついてしまったのです。しかも、もともと想定していた内容が多少膨らんでいたので、新しい全体もまた多義性を持ちます。

私の脳内では、「アイデア/メモ」を扱う企画があり、その企画がたとえば一章分に相当する「情報の扱い方」の企画があり、しかもその企画には(少なくとも)2バリエーションあります。私の限られた認知で、これらを同時に脳内で扱うことには非常な難しさがあるので、こうして書き出すわけですが、上記のような階層構造はちょっと違う印象しかありません。実際は以下のような形でしょう。

これでアウトライン的整合性は整いましたが、私の脳内に発生していたねじれというか悩みのようなものが一切消去されてしまっています。仮に、それに寄り添う形でアウトラインを整えれば以下のようになるでしょう。

それぞれの項目に、互いのURLを貼り付けてあります。これで何と関連しているかが明らかになりました。が、若干面倒なので、別の手もあります。

こうしてハッシュタグにしておけば、情報のつながりを示せますし、ワンクリックで関連項目の抽出が可能です。

さらに後から別の企画案を思いついて、それが情報の扱い方に関係したとしても簡単にappendできます。

で、まあ、これはまるっきりScrapboxと同じリンクの使い方であり、だったら、Scrapboxでもいいんじゃね? という疑問は立ち上がります。

はい。これでも十分です。というか、簡単度で言えば、こちらが上です(そのために設計されているのだから、当然と言えば当然ですが)。

どちらのツールを使うにせよ、この方式を覚えたことで、私の脳内に度々発生していた「企画案のねじれ」で悩むことが減りました。このねじれが本当に苦痛なのです。

AかBかという選択ならばそれほど苦しくはありません。問題は、AかAを要素に含むCかという選択です。この二つは、単純な比較ができないないので、めちゃくちゃしんどいのです。それぞれの粒度が異なっているので、「並べて保存」、つまり差異のみを抽出して保存、ができないから脳への負荷が大きいのでしょう。

思いついたことを思いついたままに書いておき、別項として立てたいものは新しいページとして切り出す(あるいは新規ページを作成して、そこに説明を書く)。ある時点で、無理に構造化しない。これが楽チンです。

もちろん、実際に本作りに着手する段階では、どうであれ構造化は必要なわけですが、それは本を作るタイミングになってからで十分でしょう。それまでは、自由気ままに思索の根を拡げていきたいところです。

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