今週のまとめエントリーです。
- 似ていることを言っているページをつなげる 〜Scrapboxでページをつなげる1〜
- 【書評】『知ってるつもり 無知の科学』
- 『知ってるつもり 無知の科学』とScrapbox
- 『知ってるつもり 無知の科学』と道具と知性
- 君はEvernoteでcommand + j を使っているか?
- Scrapboxでは「説明」する
今週は、『知ってるつもり 無知の科学』を中心に取り上げました。来週はまた別の本で同じことをやるかもしれません。
今日の一言
今日の一言はこちらでつぶやいております。
1月28日
いつもと違うカフェに行き、いつもと違うスーパーに寄る。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2019年1月28日
それだけで、日常は変わります。
1月29日
三手先までは読む。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2019年1月29日
それくらいの予想(予測)は有益だと、個人的には思います。
1月31日
あと、何かのツールを使って、継続的な活動をするためには、まずそのツールを使うことを最初に習慣化しなければならない、という話がすっぽり抜け落ちていることが多い。階段で言うと、二段とばしみたいになっている。うまくジャンプできる人もいるが、そうでない人も多い。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2019年1月31日
あまりに愚直ですが、まず「ツールに慣れる」ということからスタートしなければいけません。
刷り込みの強さ。一度生まれた物差しはなかなか消えない。「あるもの」とその物差しの対応関係が崩れない。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2019年1月31日
たとえば、Evernoteとかを使い込んだ後に、Scrapboxに出合うと、「Evernoteのような使い方をするツール」だとして捉えてしまって、他の見方がなかなかできない、という状況があります。
2月1日
経験というものは、試行錯誤(ある種の摩擦)から生じるものだろうし、それをすっ飛ばして「答え」を得ても、応用や発展はなかなか難しいだろう。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2019年2月1日
「いろいろ試す」という行為が、経験となります。摩擦も葛藤もないならば、知識を暗記したのと変わりません。
2月2日
「それについては何か言えそう」という気持ちは、その領域について知識が小さいと大きくなりそう。もちろん単純な反比例ではないだろうけれども。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2019年2月2日
だからネットでわいわいしている人は、ほとんど知らない人(ちょっとだけ知っている人)が多いのでしょう。
自分の仕事をするためには、自分の仕事ができる環境を作ること。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2019年2月2日
当たり前のようですが、案外できていないことが多い気がします。
把握できているという感覚が把握したいという欲望を生み、それがまた把握しなければならないという恐れをも生む。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2019年2月2日
把握がマネジメントに重要であることは間違いありませんが、「把握しなければ」となると権力志向が強まります。危険です。
今週のその他エントリー
note
思いの管理、行動の管理/比較ツール論 Evernote編その1/カテゴリよさらば/Slackへのお誘い
Honkure
『村人ですが何か?(1) 』(鯖夢、白石新、白蘇ふぁみ)
『たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語 1巻』(サトウとシオ、臥待始、和狸ナオ)
『賢者の孫(1)』(吉岡剛、緒方俊輔、菊池政治)
『異世界チート魔術師(1)』(内田健、鈴羅木かりん、Nardack)
『オーバーロード(1) 』(深山フギン、丸山くがね、大塩哲史)
『宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する 1』(今井ムジイ、すずの木くろ、黒獅子)
今週触った本
気になった記事/ツイート
@donpy 通信【714号:2019/02/01版】~ 2月に入りましても Scrapbox | 覚醒する @CDiP
@goryugo さんにお招きいただき、名古屋でアウトライナーのセミナーやります! 3月9日(土)です! https://t.co/FaDrqWN63R
— Tak. (@takwordpiece) 2019年1月30日
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毎週月曜日に配信しているメルマガ。来週号の目次はこんな感じです。
○「思いを整理すること」
○「ブログであって、ブログでないもの」
○「否定的なメッセージには言い方に気をつける」
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Weekly R-style Magazine ~プロトタイプ・シンキング~(まぐまぐ)
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