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ミサイル防衛システムと集団的自衛権

日米の情報網がイージス艦のデータリンク機能などを使って一体化される見込みであるらしい。

北朝鮮などから日米に向けて打ち込まれた弾道ミサイルに対して、双方のレーダー情報をリアルタイムで共有するというようなシステムらしい。

このシステムが実現すれば、とうぜん集団的自衛権の問題は議論の対象となるだろう。

アメリカは日本に向けられたミサイルを打ち落とすことが可能だが、その逆は現状の憲法ではできない。

果たしてそれで良いのだろうか。

こうしてシステムだけがどんどん導入されて、日本における軍事の方向性だけが曖昧なまま進んでいくというのはほっておいて良い事態ではない。

私は集団的自衛権を反対するのではなく、なし崩し的に憲法解釈を変えていく現状を憂いているのだ。
どうしようもない事態が起きて、それに対応するために、解釈を変え、時限立法を行い、というのでは国の進路はいつまでも曖昧なままだ。

集団的自衛権を認めて、自衛隊を軍として正式に認識し、少なくともひとつの国家として世界に名を連ねるか、自分の国すら他人に守ってもらうような状況を、「憲法の精神」として貫いてくか、それを決めるのは国民の意見であるはずだ。

現状は自分の国は、アメリカに守ってもらい、そのアメリカのお手伝いをさせてもらっている、というような状態だ。
私はそのような状態に積極的に反対したい。

戦争は悲惨な出来事である。だからそれは自分では行わない、というのは極論を述べてしまえば卑怯である。

多様な文化があり、社会がある世界では価値観の違いから起こる「争い」は絶えることがない。

何かに対してNOというには力が必要なのだと思う。

これから日本の国防ということが真剣に議論されなければいけないと思う。すくなくとも日常に生活している人まで被害がおとずれるという状況がもうそこまできているのだ。

国家は国民であり、国民は国家である。

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