メモはつながる。
あるときに書かれたメモと、別のときに書かれたメモは、時間の断絶を乗り越えてつながることがある。だからこそ、メモは操作できなければならない。
「メモはつながるけど、つながるだけじゃないな。たとえば内容を掘り下げるみたいに、発展することもある」
メモは発展する。
一行だけ書かれたメモの内容が、大きく膨らむことがある。イーストによって膨らむパン生地みたいに。下位構造を生み、兄弟項目を生む。だからメモは追記できなければならない。最低限下方向に、できれば兄弟方向に。欲を言えば、関係性方向に。
「そうか、メモはつながったり、発展したりするんだ。これはまるでダンスみたいだな。ときに手をつなぎ、ときにクルクルと回り、ときに抱え上げる。陽気なダンスだ」
そうして、この記事が生まれる。
メモは踊る。クルクルと、あなたの頭の中を。そして、メモツールの上を。
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