今週のまとめエントリーです。
- Scrapboxの週間ページの補足
- 自分のタスクについて考える
- 特別なものにはトピックを立てる
- 次にやることを一つ上の行に移動させること
- 「かーそる」第三号が発売されました。テーマは「本を見つめる」です
- 「かーそる」第三号、Kindleストアでも配信開始
というわけで、かーそる第三号がついに発売となりました。いろいろ書きたいことは多いので、来週書いていくと思います。
つぶやき
人間は、「わかって」しまうとそれ以上それについて考えようとはしない。でもって、最初に「わかる」のは自分の先入観領域だから、それをしている限り、「わかる」が広がることも、深まることもない。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2019年5月20日
たとえば、「自分と他人を比べないようにしよう」と決意したところで、その瞬間からアプリケーションを切り替えるみたいに気持ちを切り替えられるわけではない。実際は「ああ、今自分は他人と比べているな」と気がつき、それを別の形で語り直す、ということを繰り返していくしかないように思える。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2019年5月23日
新しいツールなりノウハウなりに触れ、情報を集め、自分でも発信するようにしていると、それまで交流のなかった人たちと交流が生まれることがある。当たり前の話なんだけど、ムラ社会に閉じこもっているとなかなか発生しない減少ではあろう。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2019年5月22日
ようするに、僕が書きたいのはアウトライナーについてというよりも、そこで行われている知的作用(というかなんというか)なんだけど、いきなりそんな話をしても抽象的すぎるから、具体の入り口は必要になってくるだろうとは思う。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2019年5月22日
それにしても、全国の書店ならまず無理だけど、Amazonなら50とか100のレビューを「動員」できれば、それなりに人気があるように演出することができる。一線を越えることに躊躇がない人にとっては実に低コストなのだろう。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2019年5月21日
なんというか、「自然状態」だとタスクって増えていくものなんです。だから、リバイアサンが要求されるんですけど、そこにリバイアサンがいるぞってことは忘れないようにしたいわけで。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2019年5月20日
「転ぶ」というのは、前に進むってことなんです。たぶん。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2019年5月20日
貧しい時代に必要とされる宗教。豊かな時代に必要とされる宗教。人間の乾きが同質ならば、おなじだろうが、さて。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2019年5月20日
物書きにジョブチェンジしてから、一家の大黒柱はどちらかと言えば連れ合いの方だし、「奥さん」的なポジションは僕のほうだけど、『不自由な男たち』で示されるようなアイデンティティー・クライシスはまったくなかった気がする。もともと天の邪鬼なので、そういうロールモデルが嫌いなのだろう。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2019年5月23日
単純なアドバイスは思考を止めてしまうんだけど、たぶんその切断装置が必要な場合もあるのだろう。汎用性とは別に。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2019年5月24日
たぶんここがポイントで、自分たちでベストセラーが「作れる」と思っているなら、書き手は有象無象から適当にピックアップすればよく、育てようという気概も生まれてこない。でもって、当然「業界」みたいなレイヤーは眼中にはない。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2019年5月24日
そういえば、一冊の本を読み終えたあとに、「この本とあの本は相性が良さそう」みたいな、食い合わせならぬ読み合わせの良さみたいなことを結構考える癖があるな。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2019年5月24日
「ほら、この山にはたくさんの山菜があるんです。この山菜は誰でも摘み採れて、売ることができます。あなたもこの山菜で成功を手にしましょう」というインフォメーションが、大多数に告知された状況をイメージできるだけの想像力は欲しいところ。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2019年5月24日
あるノウハウが、本当に万人向けならそれは差別化の要因にはならない。逆にある特別な能力を持つ人だけに有効なら自分に使えるのか判然としない。どちらにせよ頼りない。唯一、自分が特別な能力を持っているという認識があるときだけ、それが頼りになるように思える。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2019年5月24日
「できなかったら、できなかったで、しゃーない」のマインドは、僕はかなり大切だと考えています。それが人間の限界性を認める、ということでもあるので。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2019年5月25日
自己否定の強い人が、安易に自己を肯定していくのは、バランスを取るためにはいいと思うけど、回復してきてなおそれが継続されていると、過剰な感じになるかもしれないから注意は必要だろう。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) 2019年5月25日
今週のその他エントリー
シゴタノ!
note
「noteで書く」ボタンをWordPressに設置する場合|倉下忠憲|note
Honkure
スタディウォーカー
プレイング・マネージャーは手帳を「振り返り」に活用せよ/倉下忠憲
今週触った本
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毎週月曜日に配信しているメルマガ。来週号の目次はこんな感じです。
○「No-inbox Life」 #BizArts3rd
○「飛び跳ねる文脈」 #知的生産の技術
○「フォロワーを増やすこと」 #やがて悲しきインターネット
頂いた感想など:
WRM
Weekly R-style Magazine ~プロトタイプ・シンキング~(まぐまぐ)
ブログに書けないテーマ、長期的な連載、日々考えていることなどをお送りしています。