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「10年くらい毎日更新を続ける秘訣は?」

と尋ねられると、答えを返すのは非常に難しくなるのですが、何か一つそれらしいことを言うならば、「午前中に更新すること」となるでしょうか。

もちろん、こんなものはテクニックでもなんでもありません。ある種の心意気のようなものです。でも、最近更新する時間を午前中から午後に変えたことで、たしかに感じられる心理的な変化はありました。午後が進むにつれ、だんだんと「まあ、今日は更新しなくてもいいかな」という気持ちゲージが大きくなっていくのです。幸い、そのゲージが閾値を超えたことはまだないので、こうして更新を続けていますが、何かしらの要因が重なれば、その日の更新は「まあ、いいか」の闇の中に消えてしまうことでしょう。そして、一度でも「今日はまあいいか」が発動してしまえば、明日も、そしてその次も同じ言い訳が顔を覗かせることは想像に難くありません。そして、そのときには、もうすっかり閾値は下がりまくってしまっていることでしょう。

毎日更新を続けるためにやっていることは、特別なことではありません。ただ、毎日、午前中に書いてしまうこと。その際には、「今日は書こうかどうか」という判断を発生させずに、「書くもの」として何を書くのかを考えること。ただ、これだけです。

でも、それがやっぱりおおごとなのでしょう。

貯蓄の方法として、「天引き法」というのがあります。その月の残ったお金を貯蓄に回すのではなく、先に貯蓄分を確保しておく。そして、残りでやりくりする。賢明な方法です。そして、午前中にブログを更新するというのも、基本的には同じ考え方と言えるでしょう。

余った時間でブログを書くのではなく、先にブログを書いてしまって、残りの時間で作業をやりくりする。ここまでやれば、毎日更新はそうたいした課題ではなくなります。日々、淡々と更新を続けていけます。

でも、その決断ができるかどうか、あるいはやりたいかどうかは別の話です。

午前中の時間をブログに使えば、他のことに使う時間はなくなります。やりたいと思っている別のことが、なんだかんだで先送りされてしまう。そういうことも起こるでしょう。そのトレードオフを受け入れてなお、午前中にブログを書くことを設定できるかどうか。

もちろん、これはブログ更新だけの話ではありません。優先できるものの上限、つまり有限性についての話です。

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