「タスク」の研究

デイリータスクリストの欄外のメモ

メモもはかどる3ブロック・デイリーリストで布石を打っておいた「噛み応え」のある話について書いてみます。今回はその2。

メモは常時必要

あらゆる作業においてメモは必要です。ものすごくやり慣れた、ほとんど無意識で実行できる行為を除けば、何かしらの知的作業を伴う行為においては、メモは威力を発揮します。

たとえば、iTunesでプレイリストを作るときでも、「あの曲と、あの曲を入れて、そんでもってあの曲も」というのが思い浮かんだら、とりあえずそれをメモしておき、それに沿ってプレイリスト作りを進めていくのが良いでしょう。少なくとも、その三曲の曲名をしっかり暗記してから作業に取りかかる、ということに比べれば、はるかに楽チンに作業が進められます。

でもって、だいたい他の作業においても、何かしら似たようなことが言えます。程度の差はあれ、メモがあれば作業は楽に進むのです。

だから、作業しているときに、メモできる場所が近くにあると便利ですよね。そう、たとえばデイリータスクリストのように一日中開きっぱなしにしている場所なら、ちょちょいとメモを書き込めます。

欄外の思いつき

それだけではありません。何かの作業をしているときに、それとはぜんぜん別の事柄のことを思いつくこともあります。それもやっぱりメモしておきたいところです。

ここにメモの難しさがあります。そのぜんぜん別の事柄のメモ(欄外のメモと呼んでおきましょう)は、どこに書き付ければよいでしょうか。もちろん、どこに書き付けても構いません。大切のはむしろ、「すぐに書き付けられる」かどうかです。

ある作業Aを行っているときに、作業Bに関するメモがしたくなったとして、作業Bのファイルを探して、それを開き、そこに追加する、というのはメモ力学からいって望ましい行動とは言えません。だいたい忘れるからです。あるいは、探すの面倒で「後でメモしよう」と思ってしまう可能性もあります。これはもうバットパターン中のバットパターンです。

メモはすぐに書く。

そう考えると、「とりあえず書き付けておく」のが大切ですね。一番手っ取り早いのは、作業Aに関するメモを書き付けている場所に一緒に書き付けておくこと。それを後で処理すれば、問題ありません。

あるいは、そもそもinbox的なツールを持っているなら、そこに書き込んでおいても良いでしょう。

でもって、上記二つを合わせて考えるなら、別段デイリータスクリストの欄外に書いておいても問題なさそうです。3ブロック・デイリーリストで私がやっているのは、つまりはそういうことです。言い換えれば、デイリータスクリストの欄外は、日ごとのinboxなのです(これについては別の回で改めて論じます)。

さいごに

簡単にまとめておきましょう。

・思いつきは、常時発生する
・デイリータスクリストは常時開いている

だったら、思いつきをデイリータスクリストの欄外に書き込めばいいんじゃね?

こういうことです。

そして、そうした思いつきは、前回書いたようにいつでもタスクに変身しうるのですから、同じ場所に置いておくことにはたしかな効能があります。

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