0-知的生産の技術

着想は跳躍する

思考は駆動する感想は脈動する→着想は跳躍する。

思考が駆動され、その思いは書き留められる。時間の固定化。精神の物質化。それだけみれば、奇跡のような出来事だ。でも、それだけでは終わらない。

書き留められた着想は、時間を超えて想起される。川の流れような私が、あるいはあなたが。そして、思いは巡る。

それだけではない。X月Y日に思いついたあることの続きを、X月Z日に思いつくこともある。まったく別のものに駆動されて、しかし文脈を同じくする着想が頭を駆け巡る。その文脈を形成するには、着想の、言い換えればメモの「編集」が必要だ。

それが、情報整理である。あるいは、知的生産の一環である。

思いは切れ切れに生まれ、しかしそれは流れとなる。着想は時間を、跳躍する。

この性質をどのように扱うのかが、個人の知的生産の肝であるといっても過言ではない。私たちは、思いついたことを書き留めるというハードルを超えた次に、この問題に直面する。それを打破しないと、生産過程のウェーブには乗っていけない。

たった一つで完結する文脈。
複数の断片を構成される文脈。
そして、連なる断片によって、一つの大きな塊となる文脈。

それぞれに性質が異なる。それぞれに扱い方が異なる。

だからこそ、それぞれの性質について考えるのは有益である。適切な扱い方を見出すために。

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