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今回は、項目のメニューから選択できる「Export」について。
Export
Exportとは「書き出す」という意味で、概ねDynalistに入力したデータを、他のツールなどで利用する場合に使われる機能です。
たとえば、Dynalistで下書きして、Wordで清書する、といった場合ですね。
Dynalistでは、3種類のExportデータに対応しています。
・Formmated
・Plain text
・OPML
これらのデータを、それぞれ「クリップボードにコピー」「ファイルとしてダウンロード」から選択可能です。
Formmated
簡単に言えば、リッチテキストです。先ほど出てきたWordなどがその代表格。クラウドツールであるEvernoteもリッチテキストを扱えます。
簡単に言えば、太字にできたり一部テキストの色を変えられたり、取り消し線が付けられたりするのがリッチテキストだと思ってもらえればOKです。
たとえば、Dynalistの「Formmated」でクリップボードにしたデータをEvernoteに貼り付けると以下のようになります。
これは単に前に○の記号がついているのではなく、リッチテキストの機能である「箇条書き」となっています。
つまり、Dynalistで作成した箇条書きリストが、そのままリッチテキストに貼り付けられるというのが、この「Formmated」です。
Plain text
簡単に言えば、メモ帳などで扱うのがPlain text(プレーンテキスト・プレインテキスト)です。一番シンプルに出力できるのがこのフォーマットでもあります。
このPlain textにはいくつかのオプションがあります。
下の方に4つのIndentation styleが並んでいますね。これに関してはごちゃごちゃいうよりも、実際の結果をご覧いただくのが一番でしょう。
ようするに、段差になっている部分をどんな記号で表現するのかを選べるわけです。用途に合わせて使い分けてください。
ちなみに、このPlain textでコピーしたものをEvernoteに貼り付けると以下のようになり、Formmatedとはまったく違うことがわかります。
OPML
OPML(Outline Processor Markup Language)は見るからにひるむような形式です。
でも、難しいことは考えなくて大丈夫です。これは、他のアウトライナーツールにデータを移行するときに使える形式、くらいに捉えておいてください。普段使うことはほとんどないでしょう。
とりあえず、Dynalsitから別のアウトライナーツールにデータを移したいな、ということを思ったら、そうえばOPML形式ってあったな、くらいに思い出せればOKです。
さいごに
Dynalistは、自分でデータを操作するのは便利ですが、そのままだと他の人に見せる形式にはなりません。そこで、このExportを使って別のツールに移動させ、そこで見た目を整えたりする、というやり方があります。
ある程度慣れてきたら、この機能を使って別ツールにデータを移動させてみましょう。
半年前にDynalistを知り使いはめましたが英語がまるでダメ夫の自分は使うということになる前に何度も挫折、放置を
繰り返しています。なんとか解説しているサイトを参考に
いろいろやっていますが全然だめです。使えるようにコツ
などをありましたら教えて頂いただけないでしょうか。
使えるようになるコツ、というのはなかなか難しいものです。どんな点で躓いておられるかによって変わってもきますので。
あと、英語が読める方でもDynalsitを代表とするアウトライナーに挫折される方は少なからずおられます。たとえば、『アウトライナー実践入門』や『アウトライン・プロセッシング入門』などの書籍で使い方の感触を知識として仕入れてみるのもよいかもしれません。
Rashitaさんありがとうございます。
ご返事を参考にもう少し頑張って見ようか思いました。