物書き生活と道具箱

FastEver 3を買った

FastEver 3が発売になった。

素早く簡単にEvernoteにメモするアプリ「FastEver 3」をリリースしました! – らっこのじゆうちょう

即座に買った。ただのメモ送信アプリに730円? その気持ちはよくわかる。よくわかるのだが、私に躊躇する気持ちは微塵もなかった。

FastEverは毎日使っている。ただのメモ送信アプリを、気持ちよく・快適に使わせてもらっている。それがいったいどれほど価値あることなのか。それを私たちはよく忘れてしまう。

思い出すのは、使おうと思っているアプリが、アップデートを止めてしまい、新しいバージョンのOSでは使えなくなってしまうときだ。手元から溢れ落ちたとき、私たちは手にしていたものの価値を再発見する。あるいは、価値とはそのような性質のものなのかもしれない。

ともかく、アプリには開発者がいて、開発者は仙人ではなく普通の人間だ、ということだ。その人が、開発を続けてくれているから、私たちはアプリを使える。開発が止まってしまった後で、「やっぱ、お金払うんで、続けてもらえませんか?」なんて言っても遅いのである。時計の針は止まることも、戻ることもない。

だからここは気持ちよくお金を払っておきたい。

言っておくが、私は「できるだけソフトウェアはフリーのものを使いたい人間」である。デフォルトアプリで済ませられるものは、できるだけそうしておく。単なる貧乏症ということもあるが、「便利なアプリ」に手を広すぎるときりがないことを知っているからだ。

でもその分、「これ」と思うものにはしっかりお金を使いたいと思っている。でもって、FastEverはそれに値するアプリである。

たかがメモだ。しかし、されどメモだ。

いや、知的生産に興味を持つ人間なら、「たかがメモ」なんて口が裂けても言わないだろう(そもそも口が裂けたら叫び声しか上げられないと思うが)。

いかに快適にメモが取れるか。それが、その人の知的生産の土台を整えるといっても過言ではない。だから僕たちはメモ帳にこだわる。それと同じように、スマートフォンのメモ入力アプリにもこだわる。

違った機能を持つアプリなら他にもいろいろある。Draftsのような本当の意味での「メモの総合入り口」になってくれるアプリもある。でも、やっぱり私の本拠地はEvernoteなのである。だから、必然的にメモアプリもFastEverになる。

今回のアップデートで、シャッター音をさせずにカメラ撮影ができるようになった。私のようにカフェで作業して、紙のノートを撮影するような人間にとってはたいへんありがたい機能である。

今後も、すえながく開発を続けていただき、地味に便利になっていって欲しいと思う。それこそ、Evernoteが続いている間はずっと。

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