物書き生活と道具箱

ライフハックタイムズ構想

このツイートを見てうむむと考えこんでいた。言及されている「こういう情報」とは、DynalistにArchive機能が追加されたという情報なのだが、たしかにそれはあまり周知されていなかったように思う。先日私が書いた記事ではじめて知った、という人も何人か見かけた。情報の流通はあまりうまくいっていない。

情報の流通は、界隈における血液の循環と同じで、うまく巡っていないと界隈の活性が進まない。由々しき事態である。

ではどうしたらいいのかというと、パッと思いつくのが「ライフハック新聞」のようなものである。つまり、ある程度短いスパンで発行される、ライフハック関係のニュースを端的に伝えるメディアだ。そういうメディアがあるならば、もう少しはこうした情報の流通がうまくいくのではないか。

しかし、問題は多い。一つにはRSSという概念が死につつあるこの世界で、そのような情報発信を定期購読してくれる層がどれくらいいるだろうか、という点だ。でも、ライフハックにもともと興味を持っている人ならばRSSは一応「既知の知識」として前提しても構わないだろう。本当はもうちょっと考えなければならないことも多いが、とりあえずはスルーする。

やっかいなのは、書き手である。たとえば、私がそういうニュースメディアを更新するのは良いとして、どうしたって私一人では限界がある。どちらかと言えば私はWorkFlowyをよく使っているし、Dynalistの最新記事はフォローできていない。ScirvenerもUlyssesも同様である。代わりにEvernoteやScrapboxの情報はわりと最新のものがキャッチできている。

こういう偏りがある中では、どうしてもメディアとしての情報にも偏りが生まれてしまうだろう。

ということは、ある程度機能するものを目指すなら、複数人での更新作業が必要となる。そして、ウェブメディアの運営において一番やっかいなのが、それなのである。あまたのウェブメディアがそれにチャレンジして死んでいった。

だから、何かしらの工夫が必要だろう。

今のところのアイデアは以下の通り。

・Scrapboxに公開プロジェクトを作り、書き手をどんどん誘っていって適当に書いてもらう
・noteのマガジン機能を使い、それぞれの人にnoteを書いてもらってそれをマガジンに追加していく
・古き良きWordpressで愚直にやっていく(記事の重複はOKとする)
・古き良きメールマガジンで愚直にやっていく(アーカイブをScrapboxにおいていく)
・ハッシュタグを作る

ざっと思いついたのはこんなところで、複数の組み合わせもあるかもしれない。

ともかく問題は、すでに書き手は自分のメディアを持っているので、わざわざ別のメディアに投稿してもらうのは難しい、ということだ。よほどのインセンティブがないと記事投稿は増えないだろう。

その意味で、一番気楽に文章が書けるScrapboxは良いのだが、これはニュースメディアの運営にはあまり向いていないように思う。RSSが既存の更新情報まで拾うので、「RSSで読む人」を念頭においたメディア運営にはちょっと重い予感がある。

となると、次にてっとり早そうなのが、noteのマガジン機能である。これなら、それぞれの人は自分のnoteに記事を追加するだけでいい。閲覧者は、そのマガジンをフォローすればいいだけだ。

一方で、やはりnoteは「記事」である。Scrapboxのような気楽なメモ書きはできないし、それはそれで更新のハードルが上がってしまう。それはまあ「記事」ではなくトークでやればいいのだが、メインがTwitterという人もいるだろう。ということは、ハッシュタグも同時に使えばいい、という結論になる。

というわけで、noteで「ライフハックタイムズ」というマガジンを作り、さらにTwitterで「ライフハックタイムズ」という皆で使うハッシュタグを運用すればいいのではないか、というのが今のところの私のアイデアである。

ご意見・ご感想いただければ幸いだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です