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簡易タスク管理システム on WorkFlowy その5

前回:簡易タスク管理システム on WorkFlowy その4


今回は、ネタ帳やアイデアの扱いについて紹介する。実に簡単で、「扱わない」というのがその答えだ。

とりあえず着地はする

「気になっていること」とか「今日やること」を書きつけていると、そこに「ネタ」とか「アイデア」と呼ぶべきものも記録されるようになる。たとえば、「R-styleでhogehogeについて書く」とかいうのがそれだ。今日それをやるわけではないけど、放置して忘れてしまうもの嫌だ。そういう情報をどう扱うか。

一見、WorkFlowyにおいておけばいいじゃないかと思う。実際、私もそう思って項目を作っていた。たとえば、以下のような感じだ。

「気になっていること」の中に「R-style」があり、その中に書くべきネタがある。実にナチュラルな感じだ。しかし、問題が二つある。

一つは、階層のズレだ。ここに書き込まれたネタはいつかは実行され、実行済みになって「今日やること」とか「今週やったこと」に移動されるのだが、項目が一段下の階層に位置しているので、shift + command + ↑↓(Mac)のショートカットキーだけで移動が完結しない。一度、shift + tabで階層を上げる必要がある。これがまどろっこしい。

もう一つの問題は、さらにやっかいだ。なにかと言えば、「ネタ」は増えるのだ。もっと言えば、際限なく増え続ける。消費する速度と思いつく速度では、後者が圧倒的にまさっているので、時間が経てば経つほどネタ帳リストは長くなっていく。

ここで指針を思いだそう。このシステムはできるだけ小規模でまとめる指針を持っていた。その指針と、ネタ帳は非常に相性が悪いのである。

だから、思いついたネタについては、別のツールに保存することにした。私はEvernoteにしたが、別になんだっていい。単に、普段触っているシステムとは別の場所に移動したら(つまり、日常の視野から外れたら)それでいい。

同様に、アイデアについても増え続けるものなので、それはScrapboxに移動させる。そうやって、このシステム内の情報を一定規模に押さえるように努めている。

pin打ち

同様の考え方で「名言・引用・読書」も運用している。


私は読んだ本から名言を引いて保存しておくのが趣味の一つだが、このWorkFlowyの中にはすべての名言が保存されているわけではない。それはEvernoteの役目だ。では、この「名言・引用・読書」には何が入っているのかというと、「今の自分が気に留めておきたい言葉」だけである。つまり、発見したものを次々保存しておく場所ではなくて、自分にリマインドさせたいような数が限られた言葉たちの置き場所がこの項目である。

名言たちも、インプットを続ければその数を増やしていく一方なので、ある程度限定してこの場所に置くようにしている。有限化。それが鍵である。

さいごに

というわけで、大まかなシステムについて見てきた。やっていることはシンプルで、ともかく複雑に・大規模にならないように注意を払っている。が、案外それこそが一番難しいかもしれない。

次回は、このシステムの背景にある哲学について書いてみよう。

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