4-僕らの生存戦略

失敗についての断章

失敗から学ぶためのノウハウはない – しごたのじゃーなる


試してみることに失敗はない。


失敗を織り込んでおく。


プログラマーは、コードを実行するとき、「うまくいくだろう」と「うまくいかないかもしれない」という気持ちを重ね合わせて持っている。彼らはエラーに直面して、それを乗り越える。彼らは失敗に慣れている(少なくともコードの上では)。

一度のエラーもなくコードを書き上げるのは困難だ。エラーに慣れていなければ、プログラマーとしてはやっていけない。

エラー。

誤り、間違い。

is not 失敗。

あるいは、何を失敗したのか。


さすがのプログラマーも、consoleがないとエラーを修正するのは難しい。

どこで、何が起きて、エラーが出てきたのかが確認できないと、対処はできない。

誤りの記録。間違いの出力。

それと、期待されるべき動作の差異から、たどるべき道を探っていく。


「100%成功する。失敗のことなんて考えなくてよい。全力を尽くせば、それで成功するのだから」という姿勢では、失敗したときのダメージは大きいだろうし、備えていないから出力も捉まえられない。

かといって、「絶対に失敗しますって」という気持ちでは、うまくいくものもうまくいかない。特に、行動が起きないのが問題だ。

!00%でない気持ちで臨むのが良いのだろう。


「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」

経験にすら学ばないものは、一体なんであろうか。


ある期待される基準があり、そことのズレで失敗は起きる。だから、その基準を自由に操作すれば、失敗などいっさい起きないことになる。言葉の定義の上では。

それは開放なのだろうか、それとも幽閉なのだろうか。


失敗に慣れること、すなわち挑戦に慣れること。

結果は誰にもわからない。だとすれば、何が制御下におけるのか。

死ぬこと以外はかすり傷ではないにせよ、傷ことを避けて生きていくのは難しい。だとしたら、それとの付き合い方を覚えたほうがよいだろう。


失敗は意図的には起こせない。ただ、数々の挑戦が結果的にそれを引き起こしていくだけだ。

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