「タスク」の研究

ほぼ日カズンをこう使う!企画:第二回:年間インデックスページ

さて、今日は前回からの流れで、「書店別美女率ランキング」(元ネタ)もとい、ほぼ日カズンの使い方を紹介していきます。今回はマンスリーページ。といっても、この名前は私が勝手に付けた物なので、正式な名称ではありません。ほぼ日での正式名称は「年間インデックス」となっているので、今後はこれで統一します。

ページの構成は以下のような感じ。

年間インデックスページ
年間インデックスページ

1月から6月までと7月から12月までが横に並んでいます。
一ヶ月分の構成要素は、Todoリストらしきチェックボックスが3つとその下に月の日付が縦にならんでおり、その下にフリースペースがあります。さて、これをどのように使うことができるでしょうか。

一年の目標を立てる

例えば、資格試験の勉強をするとか、起業に向けてのスケジュール、あるいは執筆予定など締め切りや特定の日付が設定されているもので、しかも月をまたいでプロジェクトが行われるものに関しては、カレンダーページでは少々見通しが悪くなってしまいます。

年間インデックスはそういったものを管理するのに非常に適しています。細かい日付よりも、大雑把な割り振りを考えて、仮の予定を立てるスペースとして使えそうです。
一年の最初に大きな目標を立てて、それを実現するために月割りで目標を組んでいくという使い方になります。

似たような使い方で、大きな出費予定を分かる段階で書き込んでおけば一年間の出費もある程度のめどを付けることができそうです。

イヤー→マンスリー→ウィークリー→デイリーという流れで目標から行動へとトップダウンで落とし込んでいく使い方としては、このやり方が一番よいと思います。
これが一番ポピュラーな使い方でしょう。

一年は計画できるか?

目標を立てることの重要さはさまざまな自己啓発書で語られていることです。私もそれを否定するつもりはありません。しかしながら、1月の段階で、その一年を完全に見通すことがどの程度できるでしょうか。

どこにでもブラックスワンは眠っているものです。

私は一年の最初に1月から12月までの目標を具体的に決めたりはしません。思惑通りに一年が過ぎることもあるかもしれませんが、大抵は予想と違った状況に置かれていることでしょう。人生とはままならないからこそ面白いのです。

「思考は現実化する」というのはナポレオン ヒルの名著ですが、これを逆に捉えれば自分の思考の範囲がそのまま現実の可能性の範囲ということになってしまいます。

1月の自分が描く一年と6月の自分が描く後半の一年の姿はきっと違っているはずです。もし違っていなければ、私自身その半年間に何一つ成長していないということになります。

自分の中で、進むべき指針さえ見失わなければ、そこから出てくる目標は環境に合わせて変更していくのが本来の姿でしょう。自分の立てた目標に縛られて新しい行動を起こせないようでは本末転倒です。

というわけで、私は一年の最初に一年分の計画は立てません。日付が先に設定されている月をまたぐプロジェクトの管理として、この「年間インデックスページ」を活用することはあるでしょうが、主に、月次レビューでの二ヶ月先程度の目標設定に使うようにします。

さて、こういった計画のプランニング以外の使い方はどのようなものがあるでしょうか?

日課の達成度を振り返る

このページも他のページ同様に全て方眼になっていますので、使い方のバリエーションはいろいろありそうです。
例えば、その月の日課にしたいことをToDoスペースに「縦」に書いておき、その日達成したら縦のマスを塗りつぶす、なんて使い方もできます。一ヶ月あたり横に10マスありますので、最大10個まで日課の管理ができます。

これも、一年終わった後にこのページを見返すと、自分がどれだけ「達成してきたのか」というフィードバックを得ることができます。

日課の管理例
日課の管理例

小遣い帳

一つの月の日付に与えられている行は1行です。これを上手く活用する例としては、お小遣い帳をここに付ける、ということもできそうです。

月の初めに、大きい買い物の予定を書いて、あとは単純に一日の総出費金額を書いていくだけ。一ヶ月が終わればトータル金額を下に書き出す。

自分の一年間の出費が4ページで見渡せます。フィードバックとしてはかなり強力なものかもしれません。

小遣い帳例
小遣い帳例

ブログの更新履歴

上の二つの似たような使い方ですが、私は一日一回の更新を一応の目標としてブログを書いていますので、一日一行のスタイルはこれを記録しておくのにちょうど良いスタイルです。最近は「企画」系の続き物の連載などもしてますし、長く続けてくるとかぶるネタなどもでてくるので、それを一覧できるとよいのではないか、と考えています。

まとめ

さて、自分の使い方の方向性および、いくつかの使い方を提案しました。タスクリストが直接行動を起こせるものの管理だとすれば、こういったページの役割は行動を総合的に指揮する目標や指針の管理になってきます。

お手本となる使い方は一年分の計画を立てて、それを月別に落とし込んでいく、というものなのでしょうが、いかんせん自分にはそういったことが性に合いません。そういった使い方が上手くできる人ならば有効に活用してもらえばよいのですが、システムに自分の性格を合わせることほど無意味なことはないと思うので、自分なりのアレンジでこの「年間インデックスページ」を使っていきます。

いくつかそれ以外にもアイデアを出しました。カズン使いの方の参考になれば幸いです。自分は「年間インデックスページ」をこう使う!というアイデアお持ちの方はコメントにご意見いただければ幸いです。

編集後記:
 ちなみに、ほぼ日オリジナルの2009年の手帳はこの年間インデックスはまったく使っていませんでした。理由としては狭すぎるから。一日分のスペースがあまりにも小さいので使い勝手は悪かったです。カズンに移行したことによってこのスペースがかなり書きやすくなりました。そして、改めてこの手帳の自由度の高さに驚かされます。きっといろいろなアイデアが使う人の分だけ眠っているのでしょう。

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