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倉下DoMA式がメジャーアップデートしてver2.0に

先日システムをバージョンアップしたのでその足跡を。

* テンプレートの大幅な変更
* 接頭絵文字の変更
* 階層構造の変更
* 「考え事」という新規項目の作成

テンプレートの大幅な変更

毎日のデイリーページはテンプレートから複製している。

そのテンプレートが大幅にリニューアルした。細かい解説は他の項目と重なるので、画像だけを置いておく。

接頭絵文字の変更

絵文字の接頭文字を積極的につけていくことにした。

視覚的な情報付与であり、

1:その項目が何なのかを示す
2:項目の集合を示す

以上二つの役割を持つ。一つ目よりも二つ目の役割が重要だと思い、「▼」などの記号に加えて、絵文字を多様することにした。

階層構造の変更

大きな変更点はここ。端的に言えば、「構造はインスタンスで作る」となる。インスタンスは「シンボリックリンク」と読み替えてもらっても構わない。

具体例を示そう。

テンプレートを見てもらえばわかるように、それぞれの項目は青字になっている。で、それは以下のように項目を下位に位置づけるなどして使われる。

この青字のリンクをクリックすると、以下の項目にズームする。

とくにややこしいことはしていない。

「📮R-styleの更新」という項目へのURL(https://workflowy.com/#/hogehogehoge)のタイトルを「📮R-styleの更新」にしているだけだ。

いつかは知らないが、以下のようにURLを編集できる機能がついていたので、実現できた。

なぜこのような形にしているのかは、以下のような事情がある。

プロジェクトの移動と終了

これまでは、デイリー項目にプロジェクト(的な項目)を入れたり出したりしていた。朝一に所定のプロジェクトをドラッグして持ってきて、終わったらそれを元の場所に戻す。こういう操作は思っているよりも手間は感じないのだが、しかしやってみたところ、毎日毎日入れたり出したりする項目が同じなのである(まあ、同じような毎日を送っているから当たり前なのだが)。

日々少しずつ違うものを取り出すなら手動での移動も小気味よいのだが、まったく同じものを出し入れするとなると機械作業性を帯び始める。

かといって、ずっと入れっぱなしにしておくと、作業し終えたものの区別がつきにくい。なんといっても、プロジェクトは継続的なものであり、今日一日でそれが終わる(≒コンプリートになる)ことがないからだ。

この点について、少し使いづらさを感じていた。しかし、URLのタイトルが編集できるようになったことで、一つの解決が見えてきた。

かわりにリンクを置く

たとえば、私が今この記事を書いたら、デイリー項目は以下のようにできる。

そう、コンプリートできるのだ。しかし、これはシンボリックリンクでありインスタンスである。これをコンプリートにしたところで、実体の項目は相変わらずそのまま残っている。まさに、そのような関係性が欲しかったのだ。

もちろん、シンボリックリンクなので、「下位項目を開く」という操作はできない。リンクをクリックしなければ、「📮R-styleの更新」に含まれている項目を閲覧することはできない。

でも、それで構わないのだ。たとえば、「📮R-styleの更新」に、10個くらいネタがぶら下がっていたとしよう。それらがデイリーで一覧できて何か嬉しいだろうか。あるいは、他のプロジェクトでもいい。プロジェクトの進行において、その日一日でできることは限られている。タスクリストの全体像がデイリーで閲覧できる必要性はまったくない。

だから、リンクを踏んで項目を覗きにいくか、あるいは自分の言葉で今日やることをシンボリックリンクの下位項目にぶら下げておけばいい。その作業は決して手間ではない。むしろ、改めて言葉で表すことに強い意義がある。

操作はシンボリックリンクで

インスタンス(シンボリックリンク)を使うならば、おおもとの項目はどこに位置していても構わないことになる。それらはどこかでフラットに並べておき、何かしらの構造下に起きたくなったら(たとえば、デイリー下に配置したり、プロジェクトリストを作りたくなったら)、そのインスタンスを利用する。もともとの項目は一切移動させる必要がないし、逆に移動させても問題が起きない。

リンクは、デジタルツールの三大特権である。これからも積極的に活用していきたい。

「考え事」という新規項目の作成

当初は、上記のように継続的・長期的な「気になっていること」の管理方法として確立したインスタンスによる構造化だが、他の用途にも使えるのではないかと思い立った。その第一例が、「考え事」である。

「考え事」は、テンプレートにもあり、日々考えたことがそこに下位づけられていく。一日が終わったら、日付を付け加えて、シフトアップする。

この「考え事」もまたインスタンスである。クリックすると、以下の項目が開く。

アウトラインのHomeに位置している各日付の「考え事」も、ある程度日付が経つとこのバックナンバーに移動させる。開架から閉架へ。

ちなみに、この「考え事-BackNumber-」はHomeの下の方に位置してある。そこにドラッグして移動させるのは(Move to がないWorkFlowyでは)面倒ではないかと思われるかもしれない。もちろん、そんな手間はほとんどない。

「考え事」で検索すれば、間の項目がすべて押し出されてすべての「考え事」が一列に並ぶことになる。ここでドラッグ操作をすれば一瞬で終わる。そう、デジタルツールの三大特権である検索を利用するのだ。

これはどういうことかと言えば、これまでハッシュタグでやっていたことを、項目のリンクで置き換えた、ということだ。ハッシュタグは、もともと検索を一手間で済ますための機能であり、入力補助機能を除けば、その語句で検索しているのと変わりない。そして、私は普通文章を書く際には「考えごと」とひらくので、「考え事」はユニークな表現となる。だから、それで検索すれば(多少の例外はあるが)ハッシュタグとほぼ同じ検索結果が得られる。

で、ハッシュタグとの大きな違いは、項目をクリックしたら検索結果に飛ぶのではなく、大本の項目が開く、ということだ。プロジェクトなどの情報管理において、このどちらがより頻繁に利用するだろうか。私は大本の項目が開くほうだと思う。

もちろん、ハッシュタグを使わないことで表記の揺れが生じてしまう可能性もあるが、そもそもこの「考え事」はテンプレートに存在しているので、いちいち作る必要がない。その上、仮に一から作って表記が揺れたとしても、そもそもこれはシンボリックリンクであるのだから、大本の項目のURLさえ合っていれば、何一つ問題がない。

よって、ほとんど弱点はないと言える。

ちなみにこれはRoam Researchからインスピレーションを得た使い方であることをここで告白しておく。

さいごに

今回のWorkFlowyの使い方のアップデートは、メジャーアップデートと呼ぶにふさわしいものとなった。特に、「インスタンスによって構造を作る」という発想は、今後さまざまな利用方法に顔をのぞかせてくれるだろう。

「そんな工夫するくらいなら、はじめからRoam Research使えよ」というツッコミが聞こえてくるが、それはそれ、これはこれなのである。私はWorkFlowyが気に入っている。それが大切なのだ。

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