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レッスン4:〈今日のノート〉の繰り返しに注目する

さて、毎日毎日愚直に〈今日のノート〉を作っていると、とあることに気がつかれるかもしれません。つまり、「あれ、これって昨日も書いたよな」という発見です。

どのような発見であれ、〈今日のノート〉(あるいは〈自分のシステム〉)を使っているときに生じる発見は、システム作りを前に進めるために有効です。でもって、そのような「繰り返しの発見」は極めて大切です。なぜなら、繰り返しはたくさんの情報を有しているからです。

たとえば、その一つが「日課」の発見です。簡単に言えば、毎日やることですね。朝起きて顔を洗うことから、毎日のブログの更新まで、さまざまなことが「日課」的に生まれています。しかし、私たちはそれらを「日課」だと思って実行しているわけではありません。頭の中に「日課」カテゴリーがあり、そこに何かしらの行動が収納されているから、私たちは「あっ、日課であるhogehogeをやらないと」とは思わないわけです。私たちが毎日やろうとすること、あるいは実行している行為をパターンとして認識したとき、それが「日課」と呼びうるものとして浮かび上がってくるのです。

繰り返し現れるものの種類

なぜこんな七面倒な話をしているのかと言えば、毎日書き込まれるものにもいくつか種類があるからです。

たとえば、毎日書き込まれて、毎日「処理済み」になるもの。これは習慣的行動とも呼べますし、日課になっているものとも言えます。

あるいは、毎日書き込まれて、「処理済み」になったり、ならなかったりするもの。これは習慣化しようと思っている行動とも言えますし、日課チャレンジしている行動とも言えます。

そして、毎日書き込まれて、処理済みには決してならないもの。これは、むちゃくちゃハードルの高い目標を設定しているか、そもそも実行できないものの可能性があります。後者はたとえば「できるだけ他人に親切にしよう」といったものですね。これは毎日繰り返して思い出したいものですが、しかし「処理済み」になることはありません。強いていえば、一日の最後に「うん、今日は他人に親切にできたな」と思って、もう気にならなくなったら消すことはできますが、だからといって、その気持ちが消えてなくなるわけではないでしょう。明日また、その気持ちは再開するはずです。そうしたものは、「心構え」とか「心がけ」という呼び方が為されます。これも、毎日書き込まれる情報です。

二つのポイント

このレッスンで、視点を向けてもらいたいことは二つあります。

一つは、「繰り返して登場するものがある」という事実です。私たちは、案外毎日同じようなことを考え、実行しています。それらは習慣になっており、ほとんど空気のように感じられるので意識には上りませんが、あえて注意を向けてみれば、いろいろな繰り返しが発生していることに気がつけるでしょう。

もう一つは、同じように繰り返しているものにも違いがある、という点です。違いがあれば、扱い方も変わってきます。大ざっぱに同じものだと捉えてしまい、それらに同質の処理を施すと、どうしてもうまくいかない部分が出てきます。だからこそ、そこに違いを見出すわけです。

つまり、繰り返して登場するもの→同じもの、に注意を向けつつ、そうしたものの中にある差異にも注意を向けること。これがこのレッスンの目的です。

当然、そうしたものが見つかれば、〈自分のシステム〉にも新しいパーツが必要となります。それについては次回考えてみましょう。

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