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テンプレートは近くに置く

一度作成した〈テンプレート〉は、それが「自分が毎回書くもの」である場合、修正がたびたび発生します。その際に、その修正作業が心理的に「遠い」と修正が後回しになり、少しずつ〈テンプレート〉の使い勝手が落ちてきます。あるいは、〈テンプレート〉を使うのが嫌になりはじめます。

ですので、テンプレートを利用すること以上に、テンプレートの修正がやりやすい環境が望ましいと言えるでしょう。

その意味で、よく使う情報をテキストファイルに保存しておき、そのファイルを開いて、そこからコピペするやり方は、〈テンプレート〉の適用自体はやや面倒ですが、修正に関してはすこぶるラクチンです。なにせ、〈テンプレート〉を使おうとするときに開くそのファイルを直接編集すればいいからです。

また、WorkFlowyのテンプレート機能も優秀です。

ボタン一つでその直下に項目を複製してくれる機能ですが、その〈テンプレート〉の中身は、#templateがついているだけの項目なので、それを開いて中身を修正すれば、次回の利用時からは修正内容が使えます。

これくらいの距離感がとても大切です。

修正しにくいテンプレート

一方で、Evernote 10に実装されているテンプレート機能は、上記のような操作がきわめてやりにくくなっています。修正に手間がかかるというのではなく、そもそも一度登録したテンプレートは修正が効かず、新しく登録し直すしかありません。

外部から与えられるいわゆるひな形としての〈テンプレート〉ならばそうした操作でもたいした手間ではないでしょうが、たとえば自分の毎日の日課みたいなものを、日々細かい調整をして整えていく、といった運用ならば発狂しそうになります。

辞書登録やスニペット系でも、定型文がほとんど修正されない場合は便利に使っていけますが、細かい修正が必要な場合は、「一度登録したものを、手軽に直せる」かどうかで使い勝手がかなり変わってくることは一応気に留めておいた方がよいでしょう。

さいごに

〈テンプレート〉に関しては、その利用時にいかにワンアクションで作成できるかどうかが注目されますが、実際の運用においてはむしろ修正しやすさの方がはるかに重要になってきます。

そして、高機能なものほど一度登録したものが修正しにくいという厄介な傾向があるので、どれまで高機能なツールに寄せるのかは、一度立ち止まって判断した方が良いでしょう。記事のテンプレートなどは別に何でもいいのですが、〈テンプレート〉をゼロから立ち上げて、微修正を重ねていく場合は、行為そのものが破綻するかどうかの違いを生みかねません。

ですので、ときには原始的な(といってもきわめてデジタルなわけですが)方法を選択することも検討してください。案外そちらの方が使い勝手が良かった、ということは非常によくありますので。

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